タイトルが、いきなりあの有名なミュージカルナンバーになってしまったが、昨夜の飲み会はまさに、そんな気分だった。

お呼び出しがあったので、夜遅くだったが、場所が近くだったのでバスで行ってきた。私は早めの夕方から自宅で飲んだくれていたので、2次会気分?で楽しく盛り上がった。

勝さんと、そのお友達の高野さん。「カツサンド(仮)」でドラムを担当してくれた方である。前に都賀駅前のやまこしで飲んだ際の記事もアップしたことがあるが、2人ともすばらしい人物である。高野さんは、まんぼうズでもドラムをたたく機会がほしいと言ってくださる、珍しい方?だ。去る人もいれば、来る人もいる。このように縁を求めてくださる人を、今後ますます大切にしていきたいものである。

そもそも「まんぼうズ」とは、人脈やご縁が優先しているという出入り自由の音楽的な集まりで、加入とか脱退という言葉が馴染むわけではない。何か出演の話や依頼があった際には、出ます、出ませんの返事だけでよいし、例えば、もう30年近くご一緒に演奏をしていなくても、まんぼうズのメンバーだと自ら言う人もいる。まんぼうズには、バンドはやめますがその他は変わりません、というようなことはありえなくて、自分にはできないと考えた演奏についての出演依頼があればひたすら断ればいいだけなのである。その意思を示してくだされば、自然と声はかけなくなるが、大切な仲間であるということには変わりはない。その方が活かされそうだと感じた企画があれば、再び声をかけることもある。そうやって復活を遂げた知人も数多くいる。つまり、バンドをやめる、やめない、を表明する必要がないという理想を掲げていたのが「まんぼうズ」なのである。声高にまんぼうズ脱退を宣言する人は、つまりそのことによって自らに同情を集め、まんぼうズを批判の対象にしようと考えているのではないだろうか。それがSNSを使って拡散されれば、そこに分断が生じて更に大きな問題となるだろう。

来年からは、まんぼうの知り合いの緩やかな集合体が「まんぼうズ」なのだということを再確認して、多くの皆様が自然に言葉に出して使ってくださる「まんぼうズ」の名前を再び使用していこうかなという気になってきた。

さらに、話で盛り上がったのは、お二人のお子さんが様々な楽器を習っているということ。彼らは、いずれはまんぼうズのメンバーと一緒に演奏をさせたいと言ってくださって、私も「キッズバンド、いいね~」と応じた。定年退職後には、私は音楽教室を開きたいと考えているが、私のところに通ってくれる子供たちや知人のお子さんで結成した「まんぼうキッズ」がステージに登場するというのも、面白そうだな。