この施設、インスタントラーメン好きには聖地のように言われていますが、行ってみると来場者は外国人ばかり。まさに、インバウンド需要の回復ぶりを示していたようにも感じました。
カップ麺ばかりのミュージアムと思うかもしれませんが、袋麵の歴史についても詳細に展示されており、袋式インスタントラーメンを研究している私にとっては、嬉しい場所であることは間違いありません。
しかし、昔と展示内容が変わってきたことがあって、少し戸惑っています、私がこの施設に行ったのは3回目で、仕事で行ったのは今回が初めてです。
大昔に初めて訪問したときは、すごく感動しました。素朴でシンプルでありながら、マニアックな人の心も微妙にくすぐるというような、よい施設だなと感じたのです。しかし、リニューアルされてからは、少々趣が変わってしまったようです。今回も、私が知っている昔の博物館とは変わってしまったなという印象です。
長年運営をしていれば、ずっと同じままではいけないことは承知しています。変化していかなければ、客を集めることはできません。しかし、連続テレビ小説の主人公として取り上げられてからは、安藤百福の個人崇拝のような場所になってしまいました。前のまんぼう掲示板でも、その前のうんちくたれぞう日記でも、私は安藤百福をすごく尊敬しているという内容の記事をアップしていました。しかし、このようにに神格化されているかのような場所を見てしまうと、気持ちが萎えてしまうことも事実です。
自分でパッケージをデザインできるというコーナーには、昔から興味はなかったのですが、トッピングを自由に決められるという点に惹かれて、今回はチャレンジしてみました。あ、パッケージのデザインは全くしておりません。トッピングに、乾燥チーズと乾燥キムチを選びました。スープベースは、醬油味です。絶対に美味しいと思います。周囲の人は誰もそのような選択をしていなかったので、試食するのが楽しみです。追って記事をアップしますので、お楽しみに。
