生井さんホストのセッションに行ってきた。お客様も多くて、雰囲気もよく全般的にとても心地よかった。
いつも客がいないので来てくれたら嬉しいと言われていたのに、こんなにもたくさんのお客様が来てくださっているセッションだったとは、想定外のことだった。駅から向かう道中で少々面倒なことがあって到着が若干遅れたが、演奏をスタートをせずに待っていてくれた。

とにかく、生井さんのお人柄がすばらしいことが、進行の様子からよくわかる。セッションホストマスターは、こうであるべきという姿を見せていただいた。いわゆるライブ&セッションというよくあるスタイルの演奏で、前半はライブ、後半はセッションとなる。
別に私がどこかのお店のホストマスターをするつもりはないが(笑)、将来スタジオまんぼうホールができた際には、このような役割を担うことがあるのかもしれない。今回の経験を、謙虚に参考にしたいと考えている。
今回は、ピアノで1曲と少々?演奏した。え?それだけ?と思うかもしれないが、セッションに行くとホストのピアノさんが中心で演奏をする場合がほとんどで、客は多くでも2曲程度というのは普通である。そういうことを考えると、瑞庵2の土夜セッションは神である。
その瑞庵2の土夜セッションの際でもいつも思うのだが、私は本来はピアノでセッション演奏をしたいと考えているわけではない。特に、面識の無いすごく上手な演者が来た場合、自分は演奏したくなくなってしまう。
比較をすることがセッションの目的ではないことはもちろんわかっているし、楽しく演奏ができればそれでよいのだが、楽しくなくなってしまうのだから仕方がない。知人ではない人に気を使ってしまうという、私の性質上のことによる。
今回も、全く存じ上げない方で、ピアノがすごく上手な方がいたので、それだけで気が滅入ってしまった。
私は、アウェイ感がとても好きで、知り合いが少ない方が気を使わなくて済むし、皆さんの聴くだけでも十分に楽しいということもあって、気軽に行くことができるセッションが好きである。今回も、実はギリギリまで、ベースを持参してベースで参加しようかなと考えていた。
今回の生井さんのセッションにはまた行くつもりなので、その際にはフレットレス・ベースを持参するつもりだ。というわけで?生井さんよろしくお願いします。
