植物素材だけしか使っていないという、バターチキン風カレーを食べてみました。
一昨年に購入し、まだまだ賞味期限が先であるため今すぐに食べなくてもよかったのですが、どんどんと食べていかないと、ある時期に一気に食べなくてはならなくなるので、意図的に食べて補充しているのです。このやり方を、ローリング・ストックと言うようです。以前にもこのブログで紹介しました。
それにしても、動物由来の品を油や添加物も含めて全く使わずにバターチキンカレーを作ってしまうという熱意に、とでも感動しています。肉は大豆ミート、油も菜種油を使用、エキスも含めて全てが植物素材だけで作られているという逸品です。
読者の皆様は、もうお気付きですね。このレトルトカレーは、ベジタリアンの皆様に食べていただくことを目的に作られていますが、普通は個人的に取寄せ注文されるような品が一時スーパーにも並んだということなのかなと。
すごく売れるわけはないと予想されますので、賞味期限が来年の5月30日というかなり先であったのに、見切り品コーナーに山積みになっていたこの商品を、私が大人買いしたという次第です。
誤解を避けるために書きますが、カロリーは他のレトルトカレーと大差ありません。つまり、ダイエット向けの商品ではないということを再確認しなくてはなりません。
それでも、化学調味料、酸味料、香料、着色料を全く使っていないというのがすばらしい。
見た目も味も、肉に関するものはないのだろうな(笑)という感覚でした。色は薄めで、味も淡白でした。だからあえて、バターチキン「風」カレーということにしたのでしょう。着色料を使っていないから、これ以上色が濃くはならないでしょう。
だから、バターチキンカレーとして発売するしかなかった、というわけではないと信じたいものです。~風、という言葉は、つまり全く別物ですよと自ら公表していることと同じなのです。私も、バターチキンカレーとしてではなく、敬意を込めて植物素材のカレーをいただきました。ちなみに、その後に正統派のバターチキンカレーも食べましたが、後味も含めて全く別のものと考えるべきです。


