4年ぶりのソフトボールの試合。私は野球チームに入っていて、厳密には5年前にリーグ戦の試合に出たのが最終となる。コロナ禍になる前の最終試合、守備位置はファースト、4打数2安打だった。もちろん、ノーエラーだった。

自分では、これまでと同じようにできるというイメージでいた。ユニフォームを着て、張り切ってソフトボール大会に臨んだ。それこそ、ソフトボールもかなり昔には居住地域のチームに入っていて、何年もレギュラーを張っていたものだ。その際のポジションは、キャッチャーだった。

まずは、ユニフォームを着る段階から問題が発生した。5年前には緩いと感じていたユニフォーム用ベルトが、使えなくなっていた。理由は、私の腹がすごく出てしまったからだ。5年前には、確かに使えていた。ズボンはゴムで拡張するタイプなので何とかはけたが、ベルトは仕方なく背広のものを使ったという次第(笑)。体重は3桁ギリギリで大きな変化はないが、お腹だけがポッコリと出てしまったようなのだ。運動不足が原因かもしれない。

次の問題は、体が異常に固く(硬く?)なっていたことだ。キャッチボールは何とかできるが、ゴロの処理をするために腰を落とすことができなかった。今回の守備位置はセカンド。守備機会は2度ほどあったが、ゴロを取ろうとしたが伸ばしたグローブの下をボールが通過して足のふくらはぎにあたり弾かれ、それを慌てて拾い上げて1塁に送球する際に腰を痛めてしまった。アウトにはなったが、恥ずかしすぎる。

打席は2度。ファーストゴロとセカンドゴロ。センター返しを心がけていたはずなのに、ためをつくれずに体が前に突っ込む悪癖が出てしまったようだ。

こんなにもできなくなってしまうのか。今回の経験は最悪だった。かなり落ち込んでしまった。5チームの総当たり戦で4試合が予定されていたが、私は1試合が終わった時点で腰と足のふくらはぎを痛め、しかも若干熱中症気味になってしまったので、リタイアさせていただくこととなった。まあ、チームとしては厄介者の老人がいなくなったことで、他の若い方の出番が増えたので、よかったのではないだろうか。
このままでは少々悔しいので、少しずつトレーニングを始めて、昔の感覚を少しでも取り戻したいと考えている。健康面にも、プラスになるだろう。
問題は、今のこの気持ちが持続するかどうかである(笑)。私は、三日坊主の天才なのである。
ああ、ユニフォームの背番号が泣いている・・・