予想していたことでも、いざ聞くと悲しい。

私の青春時代が、またひとつ終わった感覚。高橋幸弘さんに続いて、彼も逝ってしまった。新年になってから、NHKのテレビ番組で彼の特集が組まれ、私は視聴をし、録画もした。そこで彼が言っていた言葉の一つ一つを噛みしめ、覚悟を決めた。

それでも、思っていたよりも早かった。3月中にお亡くなりになっていたのに、プレス発表は4月2日。速報で聞いた際には、頭が真っ白になった。もしかしたら、新年度で何かと忙しい時期だから3月下旬に公表するのを控えたのだろうか。お亡くなりになった3月27日の翌日に公表されていたら、私は激しく動揺して、新年度準備に影響があったかもしれない。本人またはご家族・ご親族の優しさなのだろうか。

人生100年の時代と言われる現代、71歳でお亡くなりになるのは、夭折(ようせつ:才能ある人物が若くして死去すること)と言っても過言ではない。まだまだ活躍してほしかった。

ご冥福を心からお祈りします。合掌。