12月19日(木)
PET検査というのは体内に糖が集中している場所を撮影する検査です。
ガン細胞は食いしん坊なので、たくさん糖を欲しがるんだそうです。
この検査をする場所は核医学という所です。
核を扱う場所なので、地下の端っこにありました。
まず注射針を点滴のように刺して薬を投与するのですが、
投与が始まったとたんに技師の方が壁のうらに隠れてしまいました。
直立不動で立っているので、何かと思ったらこの壁、厚い鉄板でした。
核の影響を恐れて隠れるんだそうです。
まぁ、毎日作業をされる技師の方に必要なのは納得ですが、
患者の真正面で隠れられるのは何とも切ない。
1mしか離れていないし、話もできるのに孤独を感じてしまいました。
体内に薬がまわるまでの1時間、
リクライニングシートに寝て待ちます。寝心地は最高でした。
PETの機械は見た目はMRIに似てるけど、時々ウィーンといった回転音がするだけでとても静か。
でも途中で腰が痛くなってしんどかったです。
12月20日(金)
入院前、最後の診察日。
PET検査にも問題なく転移は見られないとのこと。
よかった。予定通り手術が受けられる。
入院は12月25日の予定。
入院予定は2~3週間。主婦が長期間、家を空けるって大変。
年末年始も病院で過ごすので、慌ただしい日々です。