$藤野町で山暮らし~フジノぼんの日々

昨年「フジノぼん」2号で取材した藤野囃子保存会。
完成直後に仕事が決まってしまい、
環境の変化についていくのが精一杯で
きちんとしたお礼も言えず、本をお渡ししただけで、
その後もなんとなく連絡をとれずにいました。
今年の夏祭りも、平日だし行くのは無理だなぁ、
今年は見れないなぁと早々に諦めていたのですが…。

うーん、ミラクル。
その日の夜に入っていた打ち合わせの場所が、
急きょ藤野駅前の食堂に変更
(お祭りは駅前広場でやっています)。

お囃子の音色と神輿の威勢のいい掛け声を聞きながら
ささっと打ち合わせて、その後、
演奏も少しばかり堪能できました。

やっぱりかっこいいなぁ。
いろんな囃子の団体があるけど、
藤野囃子保存会の囃子は、やっぱりどこか違う。なぜかかっこいい。
長老から子どもたちまで、しっかりと受け継がれてきている
太い太い芯のようなものがあるのだろう。
当然ではないのに、当然のように叩かれるリズム。
日本人の心に宿る、揺るぎない、安心感。

ああ、見れてよかった。
こんなにかっこいい藤野の伝統を、
気まずさと忙しさに負けて、危うく見にこないところでした。
藤野囃子保存会のみなさん、ありがとうございました。


その翌日も別の打ち合わせ。
またまた新しい仕事が始まりました~。
どちらも、地元、藤野に関わるお仕事です。
「こもりく」が終わるまではのんびりしたいところだけど、
今年の誕生日は私の人生の新月にあたります(参照→tsukinokoyomi)。
なもんで、10月の誕生日までにはなんとか終わらせて
すっきりした気持ちで新月に突入したい気分。

頑張るかなー。体力と気力と本心、精神に相談中。