大好きな山梨に、久しぶりに出かけてきました。
山梨県立美術館にある、ミレーの絵が見たくなったのと
山梨の風景が恋しくなったから。

普通、旅は弱っている時や悩んでいる時にしたくなることが多い、といいます。
確かに私もそうです。旅に出る時は大抵がそんな時です。
でも私の場合、不思議と山梨に行く時だけは違うのです。
いつも、元気でなんにでもワクワクできるような、
そんな気もちの時に行きたくなる、
それが私にとっての山梨というところです。

藤野に越してから初めての山梨でした。
だからなのか、ただただまっすぐな広さに驚きました。
平地がどこまでも続いていて、そのぐるりを山が囲んでいます。
平原とも山村とも違う、甲府盆地のだだっぴろさ。
藤野も山梨も似てるように思い込んでいたけど、全然違っていました。
藤野は山が近いんだなぁ、甲府は山が遠いんだなぁ、
そして、どっちも好きだなぁ、困った。
そういえば藤野のことを知る前は、私は甲府に住みたかったのデシタ。

ミレーの絵は、いくらでも見ていられるぐらい好き。
どの絵にも農村の暖かみと人の感情と生活の現実が存在しています。
生きるって本当はもっとシンプルでいいんだろうな。
ミレーの絵を見ると、そんなふうにいつも思います。思い出させられます。

とうとう美術館の年間パスポート購入してしまいました(笑)。
もう少しあったかくなったら、また行こう。

※写真、ケーブルを会社に置いてきてしまっているため、あとでアップします。