神奈川県の宮ケ瀬ダムの奥地、丹沢山塊蛭ヶ岳を水源とする早戸川にあります。
 
目的地を早戸国際マス釣り場をナビにセットすると間違えません。
当日はたくさんの釣り客で賑わっていました。それを横目に林道を進みます。
下の図で右下の早戸川を渡る魚止橋まではしっかりとした舗装路です。
橋を渡ると極端に路面が荒くなり大きな落石が多くなります。
その橋のあたりに路上駐車している方が多いです。
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私はバイクなので(オフ車じゃないとしんどいですけど)行けるところまで行きました。
山の法面が崩れ林道を完全に塞いでいるところでバイクをおります。
恐らく往復で20分くらいの時間短縮になったのではないかと思います。
 
今回は日本の滝100選の早戸大滝の紅葉を撮りに行ったのですがバイクを停めた
所から見下ろしたここの紅葉が一番すばらしかった!!
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ということでこの時点でこの先の目的地の状況は大体想像できたのでありました(悲)
 
続けます。10分ほどで案内板の現在地「伝道」に到着。ここからは完全な登山道。
ここは2年半前に来たことがあったのですがこんなに大変だったか?と思うくらい急な
山道。30分ほどですからそれほど距離はないのですがちょっと参りました。
おまけに空中に浮いた年季の入った橋(高さ3mくらい)が何箇所かあって
真剣に怖いです。十分注意しましょう!
 
渡渉場所である丸太橋へ到着。でも、橋がない!!先客の若人と遭遇。
結構流れも急だし水深もある。もう少し浅いところないかと渡渉箇所を探していると
若人、腹を決めスパイク長靴に履き替えるとずぼずぼと川の中へ。当然長靴の役割は
果たしてません。若人が行くなら私も行かねば!とケツを押されてスパイク地下足袋に
履き替え水の中へ。やはり深い。膝上までズボンまくっていたのですが意味ありません
でした。びしょびしょになりました。
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ここからは渡渉が続くということで私は地下足袋のまま歩いたのですがこれが後で考えると
大失敗でした。慣れない足元で長距離を歩いたもんだから変な筋肉痛を今でも引きずって
います。それと親指の爪がとても痛いです。
 
しばらく歩くと本来橋が架かっているべきところをまた渡渉し左岸(上流に向かって右側)に
戻ります。雷滝へは基本左岸側を歩きます。20分ほど歩くと大きく視界が開けた沢の合流点
が見えます。そこが雷平。ここをまっすぐ進むと雷滝、渡渉して大滝沢に向かうと早戸大滝です。
 
実際には早戸大滝⇒雷滝の順に回りましたが今日は雷滝をご紹介します。
雷平を直進し20分ほどで最後の渡渉、大岩群を乗り越えていくと到着です。
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【雷滝】 落差15m
綺麗な滝ですよ。早戸大滝の影にどうしても隠れちゃいますが単独であれば十分
見るに値する滝だと思います。
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今回は到着時がすでに15:30、帰り道を考えるとほぼ限界ということで
滝前の大岩の上からの撮影のみとなりました。
 
動画も撮ってみました。
 
※道中は非常に丁寧にリボンを付けてくれていますので道に迷うことはないと思います。
また、勾配が急なところや登山道の狭いところなどにはロープや鎖が設置されており
親切さを感じます。ただ、岩場が多く危険なところが多数あります。
行かれる方は十分注意してください。
特に渡渉箇所が多数あり現在は一番水深のある2箇所の橋も流出してありません。
水の勢いと深さに十分留意すること、また天気の安定していない時は行かれない方が
よろしいかと思います。
 
 
訪問日:11月9日
 
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