2023/08/07(Mon)
以前、グラフィックカード(MSI GeForce RTX 3070 VENTUS 2X OC)を分解清掃したんですが・・・。
グラフィックカードを分解清掃した話。
サーマルパッドが劣化(オイルブリード)してたので交換することにしました。
自作人生の中でもサーマルパッドはほぼほぼ使った事がないのですが、昨今ではThermal Grizzly(サーマルグリズリー)のminus pad 8やらThermalright(サーマルライト)のODYSSEY THERMAL PADがメジャーっぽいです。
Thermal Grizzly
Thermalright
期限が切れそうな楽天ポイントがあったので奮発してODYSSEY THERMAL PADの上位モデルであるVALOR ODIN THERMAL PADを購入。
サーマルパッド界隈でも偽物が横行してるらしいのでなんとなく安心のビックカメラで買いました。
下調べもせずポチったVALOR ODIN THERMAL PADの1.0mm厚と2.0mm厚。
熱伝導効率15W/mKという凄いサーマルパッドらしいが数値聞いてもピンとこない。
輸入元はディラックなんで偽物ではないっぽいけど、サーマルライトのHPでも真贋鑑定できるので試してみる。
Scratch To Checkってとこを削ると番号が出てくるのでQRコードから飛べるHPで入力する。
うひょ ちゃんとした正規品みたいです♪
試しにワザと一桁間違えてみたらちゃんと非正規品判定出ましたので安心ですね〜w
早速、グラボを外していきたいと思います。
※電源ユニットの電源は切っておきましょう。
スロットに付いてるロックを解除しないとグラボが外れないので注意しましょう〜。
て言うか狭すぎて厳しいんやけど・・・。
その辺にあった木の棒で押してロック解除しました。※割りばし推奨w
ドライバーなんかでやると手元が狂ってマザーボードをブッ刺しちゃった時に悲しみに暮れると思うので気を付けましょい。
分解方法は前の以前に分解した時のブログ参照でw
今回交換する純正のサーマルパッド。
純正のサーマルパッドは2.0mmちょっとっぽいです。
どうやらヒートシンク固定用のナットの下の段がGPUコアの高さっぽい。
新しい高級サーマルパッドを準備する。
2.0mmを純正サーマルパッドにあてがってみたけどやっぱ薄いっぽい・・・。
仕方ないので2.0mmと1.0mmを重ねて3.0mmとして使ってみる。
※こんな使い方をしていいのかは謎
う~ん なんとなくいい感じ〜♪←いい加減
純正サーマルパッドの大きさに合わせてカッターでカットする。
乾燥しかけのしっとりした紙粘土みたいな材質なのでスパスパ切れます。
純正サーマルパッドを取り除く。
こびり付いてキレイに剥がれないので根気強く取りましょう。
ボード本体のオイルブリード跡やサーマルパッド跡も無水エタノールなどでキレイにしておく。
新しいサーマルパッドを取り付ける。と言うか乗っける。
ヒートシンク側よりボードのチップ側に乗せた方が位置決めし易いです。
右のヒートシンクには元々サーマルパッド付いてなかったけど余ったサーマルパッドを追加してみた(後に外すけど)
GPUのサーマルグリスも塗り直す。
あっ 追加で付けたサーマルパッドは付け外しを繰り返してたらボロボロになったので外しましたw
古いCPUグリスも拭き取って新しく塗布します。う~ん GPUコアが美しい♪
◆サーマルパッド交換後の本気のベンチスコア
最終的に分解前よりちょっとアップ・・・と言っても誤差程度やけどね(汗
う~ん 結果的には費用対効果に見合わない結果となりましたが・・・・wwww←笑うしかない。
というかVRAM温度やら細かいログも測定してなかったので目に見える効果があまりないんよね(爆
もともとのサーマルパッドがそんなに劣化してなかったのか?サーマルパッドを重ねて使ったのがダメなんか?GDDR6XならともかくGDDR6ならこんなもんなのか?そもそも根本的に冷えにくいケース使ってるのがダメなんか?よう分からなくなってきましたw
まぁ 現状では同モデルのベンチスコア並みには動いてるしゲームもサクサク動くし問題はない訳で・・・。
ヘタにいじり倒して壊れてもなんなんで現状維持の方向でいきます♪
【今回使ったモノ】
Thermalright VALOR ODIN THERMAL PAD 2.0mm
Thermalright VALOR ODIN THERMAL PAD 1.0mm
Arctic Silver 5(AS-05)
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