有料老人ホームにも幾つか種類があるのをご存知でしょうか?①一般型(介護専用型・混合型)②住宅型③健康型 の3種類が存在します。


全体の9割近くを占めるのが、①一般型です。

介護が必要な場合に施設のスタッフが介護サービスを提供するもので“介護付有料老人ホーム”と呼ばれています。


一般型でも2つに区分されていますが、単純に混合型は、自立でも入居可能、ということだけです。


尚、自立の方は(当然ですが)介護保険の対象外になり、介護報酬がなく、生活サポート費とかいう名目で3万円前後の料金設定をしているところが多いようです。


また、事業者の多くは入居者の平均で要介護度2 と想定し、20万円程度の介護報酬を見込んで事業計画を策定していると聞きますので、自立の方の比率が高い施設の経営状態はあまり芳しくない可能性が高いと思います。…とはいえ、最近の有料老人ホーム開設ラッシュで競争が激化し、少しでも入居率を上げるために自立の方でも受け入れる混合型も多く見られます。