3月初旬、ティーコージーのゆみさんがイギリスから仕入れてきたアンティークの中に、こんなかわゆいブローチがありました。
ゆみさんのアンティークは、とても手ごろな値段がつけられていて、独特のセンスが光ります。若い人にとても人気~
一目で気に入りました。
このブローチは、19世紀半ばのものだとか~うんん、、日本では江戸時代の末期かア~と、思わずつぶやくと、そばにいた郁さんは、「あなたと私は、絵でも音楽でも好みは似てるけど、決定的に違うのは、私は文学的なものにすぐ反応するけど、あなたは歴史的なものにすぐに反応するね!」 ううん、確かに~ 当たっている。
さて、このブローチはどうやら帽子につけられていたものらしいのです。当時の人は、ゆらゆらゆれるのを楽しんだのかしら~
ゆみさんに「ストリートで見つけてきたの?」と尋ねると、知り合いのおじさんのお店の中から、これぞと言うものをあれこれ探すのだということでした。
ブローチのサイドや裏を見ると、これがなかなか精巧なつくり~ さすが、ビクトリアン期のものです。
さあ、いったい何で作られているのでしょう。勿論、ゴールドではありません。もしかしたら、あのまぼろしのピンチベックではないかしら。だってこんなにも手が込んでいるのですもの。
また、manbeeのアンティークミステリーを探求する(?)好奇心とやらが顔をのぞかせました。ピンチベックかもしれないと言うあわい期待を持って、知り合いの宝石店を訪ねることにしました。
ピンチベックは、1732年、ロンドンの時計職人のクリフトファ・ピンチベックさんが発明した金の代用品なのだそうです。銅と亜鉛をベースにした合金で、彼は、生涯製造を秘密にしたため、現在では、同じものを作ることはできないとか・・・
さて、ブローチを預けておよそ1ヶ月~どうだったでしょう。 ピンチベックに詳しい職人さんの話によると~
~ピンチベックに比べると、これはぐっとやわらかいようです。おそらく真鍮ではないでしょうか・・・~
ううん、ピンチベックも真鍮も銅と亜鉛の合金なのに、分量が違うのでしょうかねえ・・・・ブローチを彩る鮮やかな赤や緑は、ストーンではなくガラスと言うことでした。
それにしてもかわゆいブローチです。 出番は少ないだろうけれど、見ているだけでもう気分はビクトリアン~
2007、 4、 21



















