●日本百名山~其の六十二★白馬岳★登山
2012年9月1日(土) 日帰り
コース
栂池高原スキー場駐車場-(ゴンドラリフト)-栂池自然園8:10-天狗原-白馬大池10:00-小蓮華山11:30-白馬岳山頂12:50-大雪渓-白馬尻小屋15:00-猿倉15:40(日帰り)
昨日、白馬岳に登ってきました。
やっちゃいました・・・。
天気はずしました。
すごく楽しみにしていたので、残念でなりません。
先週は行く山をいろいろ考えていて、毎日変わる天気予報とにらめっこしていました。
行こうとしていた山の候補は・・・
①青森県の岩木山、八甲田山
②山形県の大朝日岳
③北アルプスの唐松岳~五竜岳
④新潟県の火打山・妙高山
⑤北アルプスの白馬岳
たぶん、①と②だったら快晴だったでしょう。くやしーなー。
白馬岳は7月下旬から八月にかけてとても込み合うので、紅葉が始まる前の今の時期しか静かな登山をすることができません。
天気予報も前日までは完璧でした。
計画では栂池から入山して、白馬岳頂上宿舎に一泊して、杓子、鑓と縦走して、鑓温泉で汗を流して下りてくる一泊二日の予定でした。
栂池高原駐車場に6時過ぎに到着して、朝飯くったりして7:30のゴンドラ始発を待ちます。
Mが天気予報を確認したら、昨日まで良かった土日の天気が、土曜日快晴、日曜日雨に変わっていました。
うわぁ、明日雨かよ・・・。
今日きれいな景色を堪能しようと二人で決めました。
ゴンドラを降りて、早速登りはじめました。
栂池ヒュッテ前を通過。
このときはまだ空が青い。
登山道に咲いていた花。
こんな感じの登山道をサクサク進む。
調子は抜群。
天狗原にあっという間に到着。
よい休憩場所です。
天気が怪しくなってきた。
天狗原の木道。
天狗原とお別れ。
木道を進むと分岐。
乗鞍岳方面(左)に進む。
雪渓登場。
雪渓を渡るようです。
このころには完全にガスの中。
汗冷えして寒いし・・・。
池が見えました。
天気わるぅ。
池がどれくらいの大きさかも分かりませんでした。
湖畔の岩場を進む。
がっかり中。
今にも雨が降り出しそうでした。
引き返そうか真剣に悩みました。
自分にとって、登山は天気がすべて。
・・・・・このときの思考・・・・・
①このまま登っても何も見えないだろうなぁ。
②頂上宿舎に泊まっても寒くて、おいしいビールは飲めないだろうなぁ。
③ガスに包まれて、道に迷ったら最悪だなぁ。
④天気は下り坂だから、明日もこんな天気なら山小屋代1万円高いなぁ。
⑤明日、雨の中下山するの嫌だし危険だなぁ。
・・・・・このときの選択肢・・・・・
①来た道を戻る。
②予定通り山小屋に泊まり、明日にかける。
③エスケープルートとしていた大雪渓を下る。
④三山を縦走して白馬鑓温泉に泊まる。
結局、決められずに「とりあえず白馬岳まではいくかということになり登りはじめる。
白馬大池山荘。
1日目にここでテント張って、白馬三山をピストンして、ここに泊まるのもありだと思う。
その日の夕方、ここで飲む「ビール」を想像してみた。
テン場が広くていい
ここまでなら重い荷物も我慢できそうだ。
池の大きさ確認できました。
水の透明度は高い。
チングルマの実が一面にありました。
咲いているところを見てみたくなりました。
でも、きっと人も多い。
天気が悪くて、ペースも上がらず。
小蓮華山頂で記念撮影。
ドヨーン。
山頂からの眺め。
本当はすごくきれいなはず。
三国境から長池を眺める。
昼食のためにマックでチキンクリスプを買ってきました。
2人で4個400円。
冷えていてまずい。
バンズがパサパサ。
次はフィレオフィッシュに挑戦しよう。
急坂をがんばると山頂が見えてきた。
一応、登れましたが白馬岳の魅力の千分の一も味わえていない。
ここで今後の行動を決めなければなりません。
このときの時間は12:50。
三山縦走して鑓温泉は雷に打たれるのが嫌だったので却下。
頂上宿舎に泊まって、明日雨が降ったら危ないので却下。
エスケープルートの大雪渓を下ると16:00前には下山できそうなので、下りることにしました。
軽アイゼン持っていて良かった。
山頂からの眺め。
こんなはずでは・・・。
白馬山荘通過。
大雪渓はどっちだぁ~。
泊まるはずだった頂上宿舎を通過。
でっかい石がありました。
大雪渓が見えてきました。
落石注意報が一年中出ています。
記念撮影。
雪渓の下を雪解け水が流れています。
雪渓の上を歩いていると下を流れている音が分かります。
穴が開いて落ちたら怖いので、水の音が聞こえるところはニゲッ。
石もいっぱい。
ここから雪渓スタート。
スキーならば2分から3分で下れそうな斜面です。
雪が腐っていてできないけど・・・。
軽アイゼンつけて、レッツゴー。
冷風が吹き付ける。
割れ目発見。
そこらへんにいっぱいあります。
どこを歩いたらいいかわからない。
踏跡周辺には黄色いところがいっぱい。
きっとおしっこなんだろうなぁと思いながら進む。
雪渓から冷気が上がっていますね。
なんか幻想的。
無事に雪渓終了。
ここまでくればもう安心。
遭難のリスクはグッと下がる。
白馬尻小屋で水をくませてもらって、バッジを購入しました。
白馬尻小屋を下り始めると・・・。
大雪渓を見にきたプチ遭難者を3人発見。
ドラマ「サマーレスキュー」の遥ちゃんだったら、往復ビンタ3発はしていますね。
猿倉から登りでコースタイム1時間以上の「登山道」ですよ。
厚底サンダルっすか?
俺達は雨が怖くて、下山してきたのに・・・この女の子達は雨具を持っているのだろうか。
ずぶ濡れになったら低体温症になりますよ~。
きっとバッグの中身は、中身が底をついたペットボトルと化粧品とでっかい財布だろう。
岩で足をひねって、サンダルのヒモが切れたら裸足でおりるの?
足首骨折したらどうやって下山するの?
今15時ですよっ・・・そのペースじゃ下山は17時をまわるよ~。
まぁ、でも良くここまで登ってきた。
観光地気分で入山は危ないよ~。
まぁ、いまさらどうしようもないし、下るしかないんだけど、勝手にしなさい・・・ということで通過。
すると・・・うしろから「どうして、あんなに速く下りられるの?」という声が聞こえた。
そ・れ・は「登山靴だからだ」。
15:40に猿倉に到着。
最終バスの14:50に間に合わなかったので、帰る手段はタクシーだけ。
ちょうどタクシーが待っていてくれたので乗りました。
栂池まで5,300円。
たっかっ。
栂池の駐車場には二日分の駐車料金を払ったのに・・・。
日帰りになってしまいました。
帰りの温泉は「倉下の湯」。
気持ちよかった~。
というわけで、今週は残念な登山になってしまいましたが、無事でよかった。
明日の朝、白馬岳が晴れていたら超くやしぃなぁなんて、話しながら帰ったのでした。
この山は再チャレンジが必要ですね。
テント縦走でも十分行けそうだと足を測れたのでよかった。
来週は天気を・・・絶対外せない。
プレッシャーだ~。
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