聲の形という映画を観て来ました。
昨年公開されて、今また再公開されていました。
漫画が原作で、漫画を持っていて読んでいるのですが、やっぱり映画化されると「いじめ」のシーンとかが気になって…
上手くまとめてあり、さすが京都アニメーション！
優しかった祖母が亡くなったシーンは、義父を思い出して泣けてきました。
ストーリーはこちら☆を読んでいただくとして、私が気がついたのは
「自分が望んだものしか、聞こえないし見えない」という事。
主人公の男の子は小学生の時、ろうあ者の女の子をいじめていてその子はやがて転校。
今度は自分がいじめられる様になります。
自分がしてきた事だから、強く反発も出来ない。
中学校でもいじめは続き、高校では人と距離を置く様になります。
ごく親しい人達以外、周りの人の顔に皆✖️を貼り付けて（心象的にね）言葉も表情も必要最低限しか受け取っていない。
ろうあ者の女の子を助ける時に「今度からは周りの声もちゃんと聞きます！」と願います。
その後意識不明から目覚め「聞きます」と心を開いた時、人の顔に張り付いていた✖️は外れて、たくさんの声が聞こえてきます。
この男の子は、目も耳も障害はありません。
機能に問題は無い。
周囲から声もかけられているのに、聞いていない。
自分が「受け入れない」を望んでいるので、入ってこないんです。
脳の機能でよく言われている事が、表されていました。
自分が何を望んでいるのか？
知らずに無意識のフィルターをかけて、届かない見えない状態に陥っていないか？
「あるある感」ありませんか？
あと、「辞めなよぉクスクス」程度の態度で「私は辞めてと注意しました！！ひどいっ」と泣きながら最悪のタイミングで次々と引き金を引きまくる「優等生な女の子」に「悪意のない無意識の悪意」を感じた私。
「お前もう喋るな」と、この男の子に言われていましたが…私もそう思う。
張り手かましてくる位、キツイ言動で当たってくるもう一人の女の子の方が、まだ正直で可愛いなぁ。
と、リアルに考えてしまった（苦笑）
漫画もオススメです！
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