正倉院展 本番 1日目。
どんなものか分からない、
把握も出来ない、
そんな状態で始まった。
研修に行くたび
ある社員の男に言われてた、
「ちゃんと声だしてね。
てか、出せる?笑」
いつも最後に鼻で笑われてて
あー、この人
まなんことナメてるなー
って思ってた。
いつも「もちろんです」って
答え続けてたけど。
でもその人はたぶん
まなんこと見た目で判断してるし、
女ってだけで判断してた。
でかい声出して
客に売り込むなんて
絶対しやんやろなーって、
絶対出来んやろなーって、
絶対恥ずかしがるやろなーって、
絶対まなんこと決めつけてた。
だからこそ
裏切ってやろうと思った。
良い意味で期待を。
まな、かなりでかい声出るで。
何も恥ずかしいことないで。
だから言ったんやん、
この場所でも。
まなが完売させてみせるって。
結果はね、うん。
完売。
お弁当もケーキも
アイスクリームも豚まんも
全部、完売。
残したらダメと言われたお弁当、
今日の搬入は550個。
完売。
さらに有難いことに
完売したことを知らずに
わざわざ買いに来てくれる人がいて、
断ることに
申し訳なさを感じたくらいやった。
でも、お昼前はやっぱり
あんまり売れんくて
てか、むしろはっきり言うと
売上げゼロで。
こんなに声出して
こんなにアピって
こんなに頑張ってんのに
買ってくれる人は誰もおらんくて。
みんな通り過ぎて行って。
まなの声が聞こえて
こっちは見るけど興味持たん人、
寄って来たのに
やっぱり帰ってしまう人、
声すら聞こえてくれてない人。
そんな人達ばっかりで
正直辛かった。
2時間そんな状態が続いた。
一人、声を出してる
そんな感じ。
でも、そんな中での
最初の一人。
「ひとつください。」
その言葉が
どんなけ嬉しくて
どんなけ励みになったか。
「ありがとう。」
なんて言ってくれたりして
どんなけはげみになったか。
本当に本当に
嬉しかった、、
まなはこれからも
あの瞬間を忘れん。
その人の顔も
忘れることはないよ。
そんな感じで始まった
正倉院展 初日。
今年は土曜日始まりやったから
初日から人多かったらしい。
そりゃそうだ。
でも、たった1日で
たくさん学ぶことがあったから
これからもやっていけそう。
頑張る。
まな
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