今までも
そして今も
まなは
1番譲りたくないものを
譲ってきてるような気がする
これだけは
というものが
ないわけじゃない
あるんだ
あるのに
なぜかまなは
譲ってしまってるような
そんな気がする
渡したくないもの
取られたくないもの
納得したくないもの
譲れない1番が
たくさんあるのに
ちゃんとあるのに
なのに
まなの手元にそれはない
いつも
まなの手の
届かないところにある
もっと言うと
まながそうしてるんだ
ほんとは
譲りたくなんかない
まなにだって
まなにだって
譲りたくないもの
譲れないもの
あるんだ
でも
だって
しょうがないじゃない
誰かとまなの
譲りたくないものが
一緒になってしまったら
誰かとまなの
譲れないものが
一緒になってしまったら
もうどちらかが
譲るしかないんだもん
どちらかは手にして
どちらかは手を離す
そうしないと
ダメなんだ
成り立たないんだ
この世界は
じゃあ
みんなのものにしよう
みんなで仲良く
持ち主になろう
みんなで大切にしよう
なんて
そんな甘いもんじゃない
甘ったるくないんだ
この世界は
1人が負ければ
1人が負けなくてすむ
1人が譲れば
1人が譲らなくてすむ
いつもまなは
譲ってるんだ
1番を
まなの1番を
まなの大切な1番を
まなの方が絶対
絶対
絶対
1番大切に出来るのに
1番になれるはずなのに
汚いね
こんなこと言って
ごめんね
もう少し
優しくなるね
まなって
こんな人間なんだ