先週から関西に戻り、連日ライヴ演奏しています。
今回はすべてのライヴがデュオという形態での演奏で、加えて数曲は
完全即興で演奏するという自分としてはチャレンジになることも行っています。
普段はひとり自作曲を創ることをしていますが、それぞれのライヴ会場の
その場で、予め楽曲の格子があるわけではなく、さらに自分ひとりではなく
もうひとりの演奏者の方のインプットアウトプットがあり、そしてリスナーがいる
というシチュエーションでは当然生まれてくるものが全く違うものになります。
今やってみて感じているのは、“なんでもあり”になると“なんにもなし”に
なってしまう可能性もあるということです。
即興演奏は作曲行為と同じで、ものすごく集中力のいるものだと思います。
イメージしたものを再現するための実際の演奏力もあたりまえに大事な要素です。
それはジャンルを越えて全般にもいえることだと思います。
というようなことを書いておきながら近頃の僕の音楽は、それらを見失いがちで
散漫なものになっていると感じています。
デュオという形態や即興演奏を通してそういったことを自覚できたことは
僕としては収穫です。
残すところのライヴ後、即興演奏を披露する機会は少し先になると思いますが
間違いなく今後の自作曲、演奏にも反映されてくると思います。
話変わって、僕が出場した2007年度で終了してしまったギターコンテスト
GITマスターズが今年再開されるということを先日聞きました。
YouTubeにも開催宣伝の動画がアップされていて、2007年度本選ダイジェストで
僕の演奏も少し入ってました。恥ずかしいことここに極まるというかんじです(笑)
というのもあって、前々から考えてましたがタイムリーだし、本選出場時に
演奏した曲をYouTubeにアップしてみました。
http://www.youtube.com/watch?v=HLRWi2T1VqY&feature=youtu.be
2007年頃の演奏なので五年ほど前の作曲、演奏になりますが
そのときの意気込みが感じられる気がします。
コンテスト参加に至るまで色々いろいろあったもので。。(苦笑)
5年前の自分に笑われないよう、気を引き締めて参ります!
今晩も良い音楽できるように♪