久々に完全ドキュメンタリーの社会派映画を観てきました
NHKでやってそうなイメージなノンフィクションです。
けっこう社会派映画、好きなんですよね。
しかもこちらは最近気になる「子ども」モノ。そして「紛争」モノ。
大学の研究テーマも紛争関係にしていたほど興味あり。。。
【いのちの子ども】 7月16日(土)公開
http://www.inochinokodomo.com/
監督:シュロミー・エルダール
出演:ラーイダ・アブー=ムスタファー、ラズ・ソメフ、
ファウジー・アブー=ムスタファー (全て本人)
2010年
イスラエル・アカデミー賞 最優秀ドキュメンタリー賞
トロント国際映画祭、エルサレム映画祭、AFI映画祭、
テルライド映画祭、ハンプトン国際映画祭、
ミル・ヴァレー映画祭 正式出品作品
舞台は紛争の絶えないイスラエルとパレスチナ。
イスラエルのエルサレムは古くから、キリスト教、ユダヤ教、
イスラム教それぞれの聖地として、紛争が絶えない都市。
現在も『パレスチナ問題』として、パレスチナ人(アラブ人)と、
イスラエル人(ユダヤ人)による紛争が続いている。
ガザ地区はパレスチナ自治区であり、イスラエルの管理下で
封鎖されている。イスラエル軍が駐留し、空爆も絶えない。
そんな中、余命を宣告されたアラブ人の赤ちゃんファウジー君
が、封鎖されたガザ地区からイスラエルの病院に運び込まれ、
イスラエル人のソメフ医師のもとへやって来た。生後半年。
ライーダには、5人の子供がいるが、ファウジー君と同じ病気
によって、既に上の女の子を亡くしている。
このドキュメンタリーは、ガザの最前線で20年以上取材を続け
ているイスラエル人ジャーナリスト、エルダール氏とともに、
ソメフ医師が民族や宗教の対立を超えて立ち上がる姿を
描いている。
「救いたい」と誰もが思う小さな命。行く手には金銭面を含め、
様々な困難が立ちはだかり、母親ライーダの気持ちには
アラブ人としてのアイデンティティと、母親としての想いが
交錯する。。。ファウジー君の治療は無事に進むのだろうか?
そして更に新たな展開が訪れ、ライーダを悩ませる。。。
単に、病気だけの問題じゃないところが、この映画の種。
宗教の感覚が薄い日本人は「治れば何でもする!」と海外でも
どこでもお金をかき集めて治療に向かうことが可能ですが、
今も紛争のさなかに暮らす彼らにとっては大問題。
ガザに戻っても、いつ空爆に合うか分からない劣悪な状況。
エルダール氏からも連絡が取れない日々が続く。
でも、希望を捨てないライーダはとっても強い!!!
こんなところでも育児を頑張ってる人がいるなんて…
母は強し。
自分が出産したときに思い出したら、元気をもらえそうです
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