前から観たくて楽しみにしていた映画を観てきました
【アメイジンググレイス】 3月5日(土)公開
監督:マイケル・アプテッド
出演:ヨアン・グリフィズ、ロモーラ・ガライ、
マイケル・ガンボン、キーラン・ハインズ、ベネディクト・ガン
バーバッチ、ルーファス・シーウェル、アルバート・フィニー
題名の通り、名曲『アメイジンググレイス』誕生に秘められた
感動の実話です
『アメイジンググレイス』は日本では本田美奈子さんが
歌われたり、ドラマ『白い巨塔』の主題歌となったので、
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
あたしは自分の結婚式で、再入場の際に流した曲なので、
思い入れがあります
18世紀イギリス。ウィリアム・ウィルバーフォースは、若い
政治家。当時イギリスの主たる収入源となっていたアフリカ
からの奴隷貿易に心を痛めていた。
少数ながらも志を同じくする仲間と政治的に活動していた。
彼が奴隷貿易について詳しく知ったのは、幼いとき、かつて
奴隷貿易船の船長をしていたジョン・ニュートンから、その話
を聞いていたからであった。奴隷貿易船で起こる過酷で残酷
な状況を目にしてきた彼は、自らを悔い、教会で質素に
暮らしていた。
この彼こそ、名曲『アメイジンググレイス』を作詞した人物!
あるとき、彼は人生観が似たバーバラと出会う。
お互いに恋愛に興味はなかったが、思想を同じくする彼らは
2人の結婚式のシーンでも、あの『アメイジンググレイス』が
賛美歌として歌われていて、感動~
しかし、奴隷貿易禁止法案を通すには、議会の承認が必要。
議員の多くが奴隷を使ったプランテーション農業や、
東インド会社に投資や支援をしていた当時。
その承認は容易なものではなかった。
しかし、ウィリアムは諦めなかった。
地道に活動を続け、徐々に賛同者を増やしていった。
奴隷貿易禁止法案は成立するのだろうか・・・?
人々の心を動かしたものは何だったのか・・・?
この曲が、こんなにも政治に関わりがあったとは知らず、
新たな勉強になりました。ビックリ!
そして、こんなにも感動的な実話があったとは。。。
歴史上、アフリカからの奴隷は日本にはいませんでしたので
あまり身近に感じる話題ではありませんが、欧米では今や
黒人の方はたくさんいらっしゃいますよね。
彼らの祖先がどのようにしてやってきたのか。。。?
人種差別は今も完全には消えていないし、人権について
よく考えられる作品でもあります。
(因みに、文部科学省推薦作品になっています。)
セットや衣装も素晴らしく、これぞ映画!という感じ。
( ・ิω・ิ)オススメです
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