こちらも、社長秘書M子よりチケットをGET音譜

そろそろ展示も終盤で、人が増えてくるので、

さっさと行って参りました。


【ボストン美術館 浮世絵名品展】

@江戸東京博物館(両国) 11/30まで開催中
http://ukiyoeten.jp/

ボストン美術館が改装中とのことで、代わりに中の美術品が

世界を回り、稼いでいます。。。飛行機

保管場所も要らないし、一石二鳥クラッカー

それでも日曜日に行ったので、すごい人!

老若男女問わず、お客さんで大盛況!

先週は来場者10万人突破したって!!


( ・ิω・ิ)またまた、ほんの少し、ご紹介。


この展示、時代順に並んでいて、浮世絵の歴史が

とっても良く分かった。

北斎とか歌麿とか有名やし、それくらいかと思ってたら、

もぉーーーっと昔からあったのね、浮世絵。


ただ、古いのは、インクが良くなかったり保存状態が

良くなく、現存数が少ないのと、色合いが悪い。

赤か黒かの差は絵として見えるけれど、紙も黄ばんでしまい、

鮮やかさは無く、残念ながらポストカードはありませんでした。

でも、浮世絵の原点というか、生まれたてのものを

観られたからこそ、後の浮世絵の凄さが分かった気がします。



膨大なコレクションの中から第一級の浮世絵を厳選した

作品数は、版画132点、肉筆5点、下絵画稿類12点、版本10点。

その大多数が日本初公開ということもあって、

教科書で見たことある浮世絵の本物がわんさかっ目!!


【駿河町越後屋呉服店大浮絵】

無款(奥村政信)(1686~1764)

これ、教科書で見た。どこかの反物屋さんやね。


鈴木春信(1725?~1770)

【女三宮と猫】

知らなかったけど、この方も有名みたい。

「春信様式」まであるそう。江戸時代に平安時代を

思い描いて描かれた作品。

【富嶽三十六景 山下白雨】
葛飾北斎(1760~1849)

出た!北斎っ!グラデーションがステキ!

他にも北斎の絵がたくさんあって、ちょうどこの頃から

手に入るようになった青がふんだんに使われてて、

美しかった!

【吉原傾城 新美人合自筆鏡】
北尾政演(山東京伝)(1761~1816)

やっぱり浮世絵は女の人が多い。

吉原が舞台になってるものも多数。



【蚊帳】
喜多川歌麿(?~1806)

分かりにくいけど、左の人は蚊帳の中にいるから、緑を

うっすらかぶっています。版画だから成せる技!?

【鷹狩り行列】
喜多川歌麿

当時の文化がよく分かって楽しい~♪


【市川鰕蔵の暫】

歌川国政(1773?~1810)

チラシになってた浮世絵っ!!!


【東海道五拾三次之内 丸子 名物茶屋】
歌川広重(1797~1858)

東海道五拾三次もいーっぱい!!!

しかしこの構図、『まんが日本昔話』でよくなかった?

ここは旅の途中にある、とろろ汁が美味しいと

評判のお店だそう。



ここには無いけれども、10ヶ月足らずの間に

140数点もの作品を発表して、忽然と姿を消したとされる、

東洲斎写楽の作品も多数。



期間中お時間がある方は、是非!

( ・ิω・ิ)一見の価値、大アリですビックリマーク