行ってきましたワイナリー。
アデレードの北東、Barossa Valleyまで。
オーストラリアでワインを買うときやレストランのワインリストなどで必ず見ますね。
Mclaren Valeも有名ですが、アデレードの南側にあるので移動時間を考えて今回はバロッサだけにしました。
Wolf BlastとかJacob’s Creekとか有名どころに行くつもりが近くまで行くと他にもたくさんワイナリーがありすぎていちいち立ち寄っていたら時間がどんどんなくなっていきました![]()
有名なところで行けたのはPenfold'sくらい😅
Hentley Farm
Seppeltsfield
Kelleske Wines
~ランチを挟んで~
Penfold's
の順番で行きました。
実は私、昨年まで毎晩必ず赤ワインで晩酌をしていました。
もう20代後半からの習慣だったので15年くらい。
過去形なのはすっかり飲まなくなったからです。
夫の出張期間中だけ飲むのをやめるようになって(飲むと夜何もやりたくなくなって家事が進まないので
)、
昨年7月に夫がクイーンズランド州に1ヶ月行って帰ってきた後はもう全然飲みたいと思わなくなりそこから完全にやめたんです。
赤身肉を食べてもワインを飲みたいと思わなくなる日が来るなんて…。笑
なので私は今回ワイナリーのことは特に頭にありませんでした。
子連れだし前回アデレードに来た時に行ったし。
私はジンファンデルというカルフォルニアで栽培されているブドウのワインが好きなのですが
オーストラリアでは作っていないのでワイナリーに行ってもこれ!という楽しみがないのも理由の一つです。
ジンファンデルは酒屋のDan Murphy'sの輸入コーナーで1~2種類あるのでオーストラリアで飲もうと思えば飲めます(しかもけっこう美味しい)。
ちなみに同じブドウの品種でイタリアのPrimitivoもDan Murphyで買えますがこちらも同じく置いている種類は少ないです。
もちろんオーストラリアにも美味しいワインは沢山あるし、
私も子連れじゃなく当日と翌日家事育児何もしなくても良いなら喜んで行きますよ!笑
なので義母に
「もしワイナリーに行きたいなら私たちのことは気にせずゆっくり義父と行ってきてね」
と伝えたら、
「もうしばらく行ってないからぜひ行きたいけど義父はワイン飲まないし外で待ってるっていうだろうから私一人でテイスティングするのもなんだか落ち着かなくて楽しめないわ・・・」
と言っていたんです![]()
後日、夫と義母でワイナリーの件を話したようでこうしてみんなで行くことになりました。
最初に行ったのはHentley Farm。
すっかり飲まなくなった私はテイスティングにすら興味もなかったのですが、
折角なので建物の中を見てあとは子ども達と外で待ってようと思いながらワインリストにチラッと目をやると…
Zinfandel
ん?
少し近づいてみると
Zinfandel
見間違いじゃないかもう一回よく見てみると
やっぱりZinfandel![]()
ななななんと!!
夫に「ジンファンデルがある!!」
と静かなワイナリーで興奮気味に言ってしまった![]()
ワイナリーのお姉さん曰く、
オーストラリアではこれまでジンファンデルのワインを作っているところがなかったけど最近になって作り始めたばかりのまだまだ少数派のワインとのこと。
是非飲んでみたい!
けどテイスティングがワイン5~6種類とかで一人$35だったのでジンファンデルだけで良い私はどうしようか迷っていたらそのお姉さんがこそっと
「もしジンファンデルだけなら少しくらいだったら大丈夫、味見していって」(代金は要らない)
と言ってくれたんです![]()
お姉さん天使![]()
しかも少しといいつつグラスに5口分くらいは入れてくれました。
早速テイスティング!
美味しかったーーー![]()
強いて言えばカルフォルニアで作った方がもっと果実味あふれてさらに好みかな??
でも好き![]()
もちろんお買い上げ![]()
ちなみにちゃんとテイスティングをする場合、テイスティング代はワインを買えば払わなくてOKなシステムになっています(多分どのワイナリーもそうだと思うのですが)。
テイスティングでは運転する人もいるので飲み込まず専用の容器に吐き出すことも出来ます。
でも久しぶりに出会ったジンファンデルなので迷わず飲みました![]()
何カ月もずーっとワインを飲んでいなか胃に午前中からワインを流し込んでしまった・・・。
飲んでおいてなんだけど大丈夫かな![]()
しかもお姉さんが
「ここから車で5分くらいのKalleskeでもジンファンデルを作っているから良かったら行ってみてね!」と教えてくれた!!
他にも作っているワイナリーがあるなんて!
KalleskeはHentley Farm(地図左下)から車で6分でした。
でもその手前にあるHentley Farmから直ぐのSeppeltsfieldのワイナリーに先に行きました。
Seppeltsfieldのワイナリー。
ここを通ってセラードアに行きます。
敷地も広くてツアーバス専用の駐車場もありました。
セラードアの前の噴水。
先ほどの写真の通路を歩いている時から娘が「みんなここで結婚式するの?ここ結婚式するところ?!」としきりに聞いてきました。
たしかに結婚式にもぴったりの雰囲気の場所![]()
セラードアの中。
全体を撮り忘れたけどここはほんの端で実際はかなり広々としていました。
写真右側のテーブルで義母とテイスティングしました。
テイスティングはリストから6種類選べて$15、ワインを購入すればテイスティング代は無料。
リストはこんな感じ。
右側にある値段はボトルの値段です。
私は白は飲まないので、ロゼから赤、最後の一杯はfortified wine(酒精強化ワイン)にしました。
ロゼ、グルナッシュ、ネーロ・ダーヴォラ、赤ブレンド、マタロ―、Old Tawnyの6種類。
以前から好みじゃないと思っていたグルナッシュまたはガルナチャ(Grenache/Garnacha)、もしかしたら美味しいと思えるものに出会えるかもと思っていましたがこの日もやっぱり同じ結果でした![]()
こればかりは好みだから仕方ない・・・。
Fortified Wineは普段全く飲みませんが、折角なので一番高価な(ボトル一本$105)ものを試してみました![]()
これです↓
6杯目をこれで締めくくり。
お、おいしい。。。
※ちなみにFortified Wineのリストの下に四角に囲まれて書いてありますが、ビンテージのFortified Wine一杯(10ml)を$95で試すこともできます!!ボトル自体はいくらするんだろう![]()
結局ここでは何も買わず、Kalleskeでジンファンデルだけさくっとテイスティングしてきました。
そして「名前が違うだけで同じ品種のPrimitivoも探してみるといいよ」とアドバイスをくれました。私が既に知っていると分かるとニヤッと笑って親指をぐっとあげて「ジンファンデルをエンジョイしてね。」と接客に戻っていったのでした![]()
おじさん、ありがとう!
やっぱりカルフォルニアのに比べると果実味があまり強くないかな?重いフルボディには変わらないけど。
でも美味しかった![]()
ここでも一本お買い上げ![]()
遅いお昼ごはんをパブで食べたあとはPenfold'sでテイスティング。
左側に進むとテイスティングのカウンターやテーブルがあります。
前回ここに来た時、私恥ずかしながら西友で売っている安いボトルのPenfold'sしか知らなくてわざわざここに来なくてもいいと思うとか夫に言っていました![]()
終わる頃には17時前だったのでワイナリー巡りはここで終了。
ホテルに戻りましたーーー。
思いがけずジンファンデルに出会えてとても幸せな一日でした![]()
このきっかけを作ってくれた義母と夫、ありがとう!
飲んでしまって頭痛が心配でしたが、なぜか全く症状も出ず夜まで元気でしたw
ちなみに私はワインのことは勉強したこともなく詳しくもありません。
ただ飲んでいるうちに自分の好みのワインがどういうものか段々とわかって来て、その中でたまたまワインエキスパートの資格を持つ友人と知り合いジンファンデルについて色々教えてもらう機会があっただけです。
樽とか産地とか年とかチンプンカンプン![]()
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そういえば、Seppeltsfieldの噴水は水の中を見るとコインが沢山入っていました![]()
義父母が子ども達にコインを入れて願い事をするんだよと話して・・・
息子、早速コインを投げ入れた!
でも全然願い事はしてない。笑
次は娘。
「ドーナツを食べたい」とお願いをしていました![]()
Seppeltsfieldでテイスティング中、子ども達はラズベリーコーディアルを貰って夢中になって飲んでいました。
多分二人ともコーディアルを飲むのは初めてだったかな?(結構砂糖入ってるのよね・・・)
昼食でパブに行く途中にあったThe Wigglesの乗り物。
もう14時だったので日がだいぶ傾いていますね![]()
そういえば娘の願い事は、たまたま夫が買ってきたColesのドーナツがホテルにあったのでその日の夜に叶いました![]()
良かったね、娘![]()












