ネットではスケジュールがガチガチでやりづらい、
いつも時間ばかり気にしてしまうという意見を見ることがあります。
それはとても理解できます。
ただ私の場合は娘の歯ぐずりや寝かしつけ全般が
本当に辛かったので、
息子には絶対に確実に定着させたかったんです。
私にとってはこのデメリット以上にメリットが
大幅に上回っていると感じたので
全く苦には感じませんでした。
むしろ
寝かしつけが要らない、
終業時間が決まっている生活が待っている！
そう思うとワクワクして俄然やる気が出てきました。
スケジュール通りにやっていれば
基本的に赤ちゃんはハッピーですしね。
個人的な意見ですが、
大変なのは毎晩夜通し寝てくれるようになって
入眠儀式が定着する10週～12週あたりまで。
その後はずっと一人で寝てくれるなら
最初の3カ月くらい産後ボロボロの体でも頑張れました。
それに今思えば実践するにあたって私が大変と感じたのは、
親も子供達も疲れが出てくる夕方からの怒涛の時間くらいです
（「くらいです」と言ってもその時は毎晩ヘトヘトになっていました）。
17～19時は息子に授乳→お風呂→授乳→ベビーベッドに置く
というルーティンでしたが、娘も疲れているので滞りなく
ご飯を食べさせてお風呂も早めに済ませられるようにして、
と同時進行でした。
ベビーベッドで泣く息子を見ながら、
あー今抱っこでゆらゆらしたら直ぐに寝てくれるのになー
そしたら座ってご飯が食べられる
でも娘の二の舞でいいの？！
うーやっぱり我慢我慢！
ああでもお腹が空いたよおー
いや耐えるんだ自分！
ああ腰にも疲労感が出てきたし
ご飯の後は娘の大嫌いな歯磨きと終業時間不明の寝かしつけが待ってるー
待って！よく考えて！
この夢のような入眠儀式を定着させるのは今しかないよ！
とあれこれ葛藤した時もありました
（なんの一人芝居でしょう
）
だから体力的に大変だったなあという記憶が。
19時以降、息子が上手く寝られず泣いている時は
10～15分置きに部屋に入り数分胸をぽんぽんして、
を何度かやっていました。そのたびにご飯が中断。
これをやるのは夫だったり私だったり。
ちなみに娘は結局なんだかんだ食べるのを後回しにして
私たちと一緒の時間にご飯を食べていました。
この時は毎晩、
娘にもジーナ式をはじめからやっていれば
今頃静かにベッドにいて夫と私は息子の胸ぽんぽんだけの対応で済んだんだろうな、、、
そして数か月後には夫とゆっくりご飯を食べていたんだろうな。。。
などと考えていました。
いや赤ちゃんがいたらそれくらい普通なんですけど。
むしろもっと多く起きるお父さんお母さんも沢山いると思います。
私も娘が生まれた時は赤ちゃんは夜泣きが当たり前と
思っていたので眠くても普通に起きることが出来ていました。
でもこの時は赤ちゃんが夜通し寝られることを知ってしまったので
「いつー？」」「まだーー？」と夜間授乳の度に思っていました。
なので気の持ちようなんでしょうね
そして、3か月以降もスケジュールを実践することが大切です。
入眠儀式が定着しても、スケジュールががたがたになったら
いざベッドに置いても空腹だったりまだ眠くないかも知れない。
そうしたら夜決まった時間に寝てくれなくなります。
でも私の経験では一度スケジュールや入眠儀式が
定着してしまえば日によって多少スケジュール通りに
ならなくても大丈夫でした。
あと、たまにならガタガタに崩れてもまた翌日から
スケジュール通りに過ごせば元通りです
（でもうちの息子は翌日に機嫌が悪くなる傾向があるので
なるべく崩さないようにしています）。
スケジュールがきっちり決まっている分、
赤ちゃんはお腹も満たされ寝不足も無いのでハッピーです。
その間に一緒に散歩に行ったり買い物に行ったり
子連れでママ友達と会ったりできて親としても
ハッピーになれると思います。
それよりも、毎日授乳・食事の時間や朝寝・昼寝の時間が
バラバラで赤ちゃんがお腹が空く時間と寝る時間の調整が
うまくいかず外出先でぐずられたり何回も授乳をして、、、
という方が大変だと思いませんか？
もちろん、自分はそれでも全然かまわない！
という方はジーナ式をやる必要は全くないと思います。
ジーナ本人も、産後数年間毎晩子どもの寝かしつけをやり
夜中に何度も子供に起こされても気にならないという人は
スケジュールなんて必要ないというようなことを本で言及していました。
（改定前だったと思います）
また、昔は今のように核家族化が進んでいたなかったので
24時間親だけで子供の面倒を見るということが少なかった、
誰かが子供の面倒を見ることができた時代だった、
だからスケジュールなんて必要なかったとも言っていました。
なるほど、確かにその通り。
私も周りの友人知人にジーナ式を押し付ける気は全くありません。
ただ私はジーナ式ネントレに本当に本当に救われました。
精神的にも肉体的にも。
異国の地で直ぐに頼れる親兄弟がいない、
時に夫も義両親も不在になる、
でも子育ては待ってくれない。
自分の体調が悪い時だってある。
そして寝不足で日中の育児も更に大変になる、、、
この寝不足を解消してくれたのはジーナ式でした。
なのでこのジーナ式について私がブログに書くことで
寝不足が続いてつらい思いをしている世の中の
お父さんお母さんにとって、その解決策の一つとして頭の隅に
「そういえば何かのブログでそんなの見たことあったな」
くらいに覚えていて貰えたそれだけでもとても嬉しいです
（と言いつつ実践は早ければ早いほど良いのですが）。
デメリットについて殆ど書いていない記事でごめんなさい