その後3人で食卓について私は泣きながら
ご飯を食べ夫に気持ちを吐き出しました。
夫も
「そこまで追い詰められていたなんて気付かなった。。。」
と相当ショックを受けていました。
そして仕事の後は直ぐに家に帰るということと
仕事の後に用がある日は一度帰宅してから
娘を連れてまた出ること、
長期出張に行く前に空きを問い合わせていた
デイケアに明日また話に行こうと言ってくれました。
ちょうどその夜は美容院に
私のトリートメントの予約をしていた日
(硬水から軟水のビクトリア州に戻り
髪がひどいことになっていたので
珍しく現地の美容院へ←また別途書きます)。
夫は
「あとは僕がやるから食べ終わったらマナティの好きな時に行って」
と言ってくれのたで遠慮なく食器もそのままに早めに出発しました。
といっても美容院は車で5分。
先ず行ったのは、特売中のChemist warehouse。
日用品から子供のもの、珍しく自分のものも
ゆーっくり見て回りあれこれ吟味して30分ほどで買い物終了!
娘が一緒だと30分も店内にいられないし、
あれこれ触ったりあっち行きたいこっち行きたいで
なかなかゆっくり見られないから
(そういう意味では最終的に30分掛かることもあり得るかも
)
すごーく新鮮で楽しかったです![]()
そして時間通り美容院へ。
20分ほど待たされたけど、
ゆっくり友人にLINEしたり、調べものしたりできたので
全く気になりませんでした。
美容師さんと普通に会話が出来ることにも
有難みを感じました。。。![]()
(娘がいたらこうはいかない)
会計時もお店を出る時も車に乗る時も全てが身軽。
それまでは本当にどこに行くにも
文字通り娘と一緒だったことを実感しました。
トータル2時間ほどの一人外出でしたが
この時の私には気分転換と呼ぶには
軽すぎるほどの大きな効果があって
気持ちがすごく落ち着いたのを覚えています。
でもまだまだ娘のイヤイヤを受け止められるほど
心のコップは形を取り戻してはいませんでした。
しばらくはなるべく娘と二人きりにならないように過ごし、
夫が家にいる間は夫メインでみてもらうようにしました。
翌週いつもいくプレイグループへ娘を連れて行くと、
新しく入会した日本人ママが!
こんな田舎に!
駐在員の奥さんで私とも年が近く、子供通しも数カ月違い。
しかも下の子もいる!
転勤なので親兄妹も周りにいない。
平日は基本的に一人でお子さん二人を見ているそう。
出会ったばかりなのに
娘に爆発してしまった出来事を体育座りで(←また)話しました。
すると、
「うーん、、、なんというか、、、
そんな状況にいて
子供に爆発しないなんてこと、
あるんですか?」
「ずっと一人で子供の相手をしていたら、
平常心保てない方が
普通ですよね」
と言ってくれたんです![]()
気持ちを受け止めて貰えて嬉しい気持ちと、
私の自分勝手じゃなかったという安心感で
心がいっぱいになりました。
娘には申し訳ないのだけど。。。
このママ友と出会ってから平日に
お互いの家を行き来するようになりました。
子供の面倒を見る間おしゃべりして
育児が精神的にとても楽になりました。
私にとっては救世主、
女神様のような人です![]()
この間にマザーズグループで知り合った
大好きなオージーのママ友と
ワインナイトという名の外食をしたのですが、
精神的に病み過ぎていて
ちゃんと楽しめるか不安だったくらいです。
(ちなみに彼女は産休後に仕事復帰していたので
中々予定が合わなくてあまり会えずにいました)
しかも子供を置いて友達と外食なんて
すごく久しぶりだったのに不安しかないなんて![]()
ワインナイト当日、ママ友に近況
(もちろんスーパーネガティブ)を報告した時に私が
「今は娘といる時間がつらいから娘と離れることが必要」
と言ったら、
彼女から
「マナティ、そうじゃないよ。
あなたに必要なのはあなただけの時間よ」
と言われました。
その時は彼女の言葉にあまりピンときませんでした。
そして結局そのワインナイトをすごく楽みました笑
でも、翌月から娘を週1日デイケアに預け始めて
自分の好きなように使える時間が出来てから、
少しずつ気持ちに余裕が出てきたんです。
最初は張り切りすぎて買出しやら掃除やら
片付けやらで疲れ果てましたが![]()
飛ばし過ぎて反省![]()
翌週からはセーブしてごろごろしたり
ゆっくりお昼ご飯を食べたりする時間も設けて
エナジーチャージするようになりました。
特にこれといった趣味はないので、
ゆっくり夕飯の献立を考えたり、
じっくりスーパーの商品棚を見て回って
新商品を見つけたり。
朝にデイケアに預ける時は
ギャン泣きだった娘を夕方迎えに行くと、
走って「ママー!」と私に抱きついてくるのですが、
「うんうん、よく頑張ったね!」と
心から愛おしいと感じるようになりました。
あんなにいつもイライラしていたのに
嘘みたいです。
もちろん夫の協力のお陰でもあります。
平日は仕事から帰ってきて夕飯の時間まで
娘を連れだしてくれたり、
週末も私と娘が二人きりにならないように
してくれました。
更に義母も週1日で娘を預かってくれるようになりました。
頻繁に長期旅行するのでその間は頼れませんが。
でも本当に有難かったです。
こうして少しでも自分の時間を過ごして
自分の心を満たしていく事で
少しずつまた娘と向き合えるようになっていきました。
そして娘と二人きりでも大丈夫な時間が
徐々に増えていきました。
オージーママ友の言葉もこの頃には納得。
もちろん娘と離れてないと
自分の時間を持てないのですが、
離れていればいいというものでもないですよね。
以前に夫の出張に一緒に行った時は、
娘はまだ歩いてもなかったし
イヤイヤも始まっていなかった。
その日の予定を自分で立てたら
大体その通りに動くことができました。
何かあるとすれば
外出先でのオムツ交換くらい![]()
だから特にストレスを
感じなかったのだと思います。
やっぱり月齢・年齢で
大変さは変わりますよね![]()
娘が四歳半になった今、
いつもちゃんと向き合えているかというと
そうではないですし。
人によって大変と感じる時期に
違いはあると思います。
私には、現時点でこの長期出張を経た
育児が精神的に一番大変な時期でした。
子育ては一人でするものじゃない。
それを実感した経験でした。
子どもが成長すれば
学校の送迎で何かの理由で都合がつかず、
誰かを頼らざるを得ない時もあると思います。
でも、乳幼児の時期は
物理的に自分がいつも
一緒にいることができたとしても
精神的・体力的にそれが可能かというと
必ずしもそうではないと思います。
だから皆さん、
頼れるところがあるなら
行政でも家族でも
どんどん頼りましょう!
そして今、息子を育てていて思うのは、
娘も寝かしつけが不要で19時に寝てくれていたら
ここまで私も精神的に疲弊していなかっただろうな
ということです。
結局ここでもジーナの話になってしまいますね![]()
そのつもりでこの話を載せたわけではないのですが。
でも、本当にそれくらい育児の大変さに差が出ると
実感しました。
いつ寝てくれるか分からない終わりの見えない一日と、
ほぼ100%19時に終わることが分かっている一日なら
私は後者を選びます。
子育てをするお父さんお母さん保護者の皆さん全員が
楽しく子供の成長を見守りながら前向きな気持ちで
子育てができる世の中になりますように![]()
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