2012年1月
病理検査の結果を聞きに行く。
どうしてだったか覚えていないけど、母と2人で行きました。予約は15時だったのに、呼ばれたのは18時!結果は悪性で、先生も慌てているように見えました。今まで「大丈夫だと思うんだけどね〜」という感じだったのでね。。「がんでした」って言われました。
漿液性腺癌
ステージは1a
腹水洗浄細胞診陰性
その場でPETーCTの予約を取ってくれて病室を出ました。
母には「今日の夕飯どうしよう」とずっと言っていて、別れ際に「何か買って帰りなさい!」と言われました。家まで帰る途中の乗り換えの駅で夫から電話がきたのですが、泣いてしまいそうで出られなかった。そこからどうしたのか全く思い出せないです。どうやって帰ったのか、夕飯は結局何にしたのか、そしてどうやって伝えたのかも。
だいぶ経ってから母が「あの時1人で帰すんじゃなかった。うちに泊まらせれば良かった」と後悔していると。今でもまだたまにその話をしていますね…。
2012年2月
PETーCTを受ける。
結果は所見なしでした。
病理検査の結果を聞くまでは本当に一切何も考えていなかったけど、さすがにがんだったと自覚し、PETの結果転移があったらどうしようと眠れない日々を過ごしていたので涙が出ました。。
この結果を受けて経過観察になりました。3ヶ月おきからだんだん間隔を開けて1年に一回になり、ちょうど中間くらいでCTも撮り、5年間で終わり!最初は診察が近くなると不安で眠れなかったけど、翌年に娘が生まれたのでそればかり深刻に考えずに済んだのは救いだったと思います。
抗がん剤治療は無し。詳しく説明を受けたり、自分で判断をした覚えはないんです。転移なし、腹水洗浄細胞診陰性だったし、当時32歳で妊娠も希望していたので、先生の総合判断だったんでしょうね。
手術を受けたS病院での経過観察は5年で終了するのですが、その後の検診と、実は発覚の2年前のとあるクリニックでの検診について気になる点があるので次回書きたいと思います。