NHKの番組で、クジラ VS シャチの闘いを見ました
クジラは、温かい海で子どもを産み、餌であるオキアミの大発生する豊かな北の海を何千キロと旅をします
私は、知らなかったのですが、クジラのお母さんは、温かい海での子育て中、そこに餌になるオキアミはいないから、何も食べずに母乳をやり続けて体重は、3分の１くらい減るのだそうです
いつかブログで紹介した皇帝ペンギンの親と一緒ですね
そして、親子で北の海を目指す
泳ぎのまだ下手な子クジラを守りながらの長い旅です
ゴールは目前に迫った最後の海峡、そこに子クジラを狙うシャチが待ち構えています
親子クジラの子クジラを守る闘い
シャチも、生きるためにその子クジラが必要なのです
必死で狙います
母くじらは、懸命に子クジラを背中にのせ、息継ぎをさせますが、シャチの体当たりで子クジラは母クジラから離され、シャチの巧みな攻撃で海面に浮上できないようにさせられ、窒息し、シャチの餌食となります
悲しすぎる光景を目の当たりにしながら、成すすべもなく、母クジラは一頭で悲しく北の海を目指す姿がそこにありました
それは、厳しいけれど強いものが子孫を残し、強いものが生き残っていくという自然の摂理なのでしょう
子どもたちと見ていて、涙ぐんでいると番組の後半は、わが子を死守しようとシャチの果敢な攻撃を体を張って守り、ずっと自分の背中にのせたまま自分は息継ぎもせず40分近く泳ぎ切った母クジラと子クジラの姿が流された
子どもたちとテレビに向かって応援しながら、良かったね～の嬉し泣き
わが子を守ろうと必死の母クジラの姿とかつての自分の姿が重なり、そして、勇敢だった母クジラに感動して心が震えた私でした
しかし、いつからこうも涙もろくなってしまったのだろう
私は