今日は、よいお天気で、太陽の光が満ち満ちています
昨日まで、お天気がすぐれず、なんとなく気持ちが晴れない感じでしたが、こうして光が燦々とそそがれ、輝く木々の葉っぱや、嬉しそうな草花たちの光に輝く姿を見ると、自然に気持ちが晴れ晴れとしてなんだか嬉しい気持ちが溢れだすから不思議ですね
人にも、やはり太陽の光が必要で、太陽の光を受けた植物たちの眩しいくらいの輝きや、青い空や、そよぐ風からもまた、生命のエネルギーをいただいているのでしょう
自分の生命にはもちろん、すべての生命に感謝を捧げたくなるこの瞬間に小さな幸せを感じ、そしてそれをすくい上げ、心に充満させたくなります
だって、幸せは自分の心が作り出すものだから、この恵みで心を満たさなくっちゃ、勿体ないですものね
寒い冬の間、土の中でじっと耐え、芽吹きを待ち、今、花を咲かせその命を輝かせるムスカリの可憐な花
芝桜は、寒い冬も地表にその姿をとどめ、枯れたようにじっと冬の寒さを耐え、今、ここぞとばかりに開花を始めました
春の優しい青色の空に風に揺れてさく、菜の花
気持ちよさそうで、菜の花たちのハミングが聞こえてきそう
私たちも、人生においてあの穏やかな春の日は、来るのだろうかと思えるようなとてつもない試練を何度も何度も味あわされる
この暗闇に光がさす日があるのだろうかとその時、思う
けれど、きっと光が射す日は必ず来る
あの穏やかな春の陽だまりに包まれる日が
それは、すべてを受け入れて微笑むことのできるその瞬間かもしれない
それは、大きな波を乗り越えた後、その波を振り返って安堵の笑みを浮かべるその瞬間かもしれない
自然の摂理が教えてくれるこの生命の営みを信じたい
寒くて厳しい冬の後には、必ず春が訪れる
あのとんでもない悲劇の起きた東北の地にも、春の花が咲き始めたんだ
どれほど長いと感じた夜にも、あたりが白々しくなり夜明けの時を必ず迎える
いつか必ずその日が来るのであれば、ならば、顔だけは上に向けておこう
差し込む光を一秒でも早く見つけられるように
下ばかり向いて、その光に気づかないということがないように
私たちは、愛されてここに生かされていることを心から信じてみるのも、悪くないかもしれない