誰かを守ることや、誰かをお世話することに懸命になっていると、ついつい自分のことは顧みなくなる
自分のことはどうなってでも、大切な誰かを守りたい
自分が頑張ることで、大切な誰かが救われたり、過ごしやすければ。。。。と、尽くし続ける。。。。
ところがあるとき、ふっと、自分の身はヨレヨレとなり、心もスカスカしていることに気が付く
鏡を覗き込むと、疲れ切った。。。そして、しけた顔をした自分の姿がうつっている
みんなみんなよく頑張っている
本当によく頑張っているんだ
自分の持てるエネルギーのほとんどを守りたい大切な誰かのために注ぎ、残り少なくなったエネルギーで踏ん張って立ち笑顔を振り絞る
こんなことに負けられない!
こんなことに負けてたまるものか!
目の前の厳しい現実にばかりに目が向いてしまう
しかし、何人の人が気が付いているだろうか
ガソリンのない車は走れない
燃料のない飛行機は飛べない
車も飛行機も燃料となるエネルギーがないとできる仕事もなにひとつこなせないんだ
現実には目を向けなければならない
けれど、自分自身のエネルギータンクにも目を向けることを欠かしてはならない![]()
守りたい人よりも自分を優先して大切にするというわけではない
守りたい人をしっかりと守れる よい仕事をするために自分にエネルギーを補給する必要があるということに気が付こう![]()
守りたい人をしっかりと守るために
お世話の必要な大切な人のお世話をしっかりするために
大切な人に惜しみない愛を注ぎ続けるために
看護する![]()
介護をする
養育する
そんな私たちがまず一番にしなければならないこと
それは、しっかりとその仕事をこなしていくためのエネルギー補給![]()
魔法のことばを自分自身にかけてあげよう![]()
誰の力も借りず、いつでもどこでも、自分自身でできるエネルギー補給![]()
心の奥深くで自分自身を支え続けてくれているもう一人の自分自身に聞かせてあげよう
もう一人の自分は、いつでもどんなときでもここにいる私を理解し支えるために両手を伸ばし、下から支えあげてくれている
そのエネルギーは、ウルトラマンの点滅のようにピッコンピッコンと限界を知らせている
心の奥深くで支えてくれているもう一人の自分のエネルギー満たすのは、こうしていつも支えている自分を私に気づいてもらいねぎらいの言葉をかけてもらうこと
ありがとうね![]()
許してね![]()
ごめんね![]()
愛しているよ![]()
魔法の言葉が心の奥深くで支えているもう一人の自分自身に向けて発せられたとき、そのエネルギーは満ちはじめる![]()
ガソリンを得た車は走り出す![]()
燃料を満たした飛行機は飛び立つ![]()
エネルギーを得たウルトラマンはまた3分闘える![]()
頑張っている自分を慈しもう
闘っている自分を労わろう
過酷な試練に立ち向かっている自分を誇りに思おう![]()
今日も闘うために![]()
明日も闘い続けるために
どうか 自分自身を大切にするという許しを自分に与えてください![]()
どうか 心のタンクにエネルギーを満たすことをみんな忘れないで![]()
時には、自分を癒してあげてよいのです
