先日水分が入ってしまったBENYARの時計の裏蓋を開けて水分の拭き取りに成功したのがきっかけで 時計いじりをもっとしたくなってしまった。

 

実は以前から準備だけはしていたのですが まあ 別にやらなくても何一つ 不自由はないので いつかやろういつかやろうと思っていたら あっという間に数年経ってしまいました。

完全に 今でしょの精神から乖離してますね 笑

 

 

構想は数年

実行したら 1時間

いつもあるあるです。

 

SEIKO MOD 

Modificationの略だと思いました。

要はSEIKOの腕時計を色々 改造するホビーです。

スーパーカブをカスタムするのと基本的には同じです。

 

とは言っても今回は時計の針や 文字盤を交換するような高度?なことはせず スーパーカブにヨシムラのステッカーを貼る程度の モディファイです。

 

作業しやすいようにメタルバンドを外します。

結構 作りがいいんですよね メイドインチャイナですけど。

 

なんと 裏蓋が🇨🇭スイスの高級腕時計タイプ

これだと 蟹目レンチが使えないんですよ。

 

 

ちょっと ググったらゴムボールでも外せることがあるとか。

 

通販でゴムボールを買おうかと思ったんですが待てよ、ゴムボールで外れるんだったらこれで行けんじゃね?

 

カメラのレンズを外す時に使うオープナー

 

こんな感じでゴムのグリップを使って押し付けながら回すだけです。

 

外れちゃいました。

 

この時計はちゃんと O リングが入っているので ある程度の防水性は確保できてるかもしれません。

 

ムーブメントは NH 35

もちろん メイドインジャパンのSEIKOです。

 

リューズを交換しようと思ったのですが

サイズが全然違っていたので 諦めます。

 

これも数年前に購入した ムーブメントを置く台。

 

なんと この時計 ロゴがないんです

というのも スイスの高級腕時計のオマージュというか デザイン 丸パクリ品なので、ここに 王冠のマークをつけたら完全パチモノ化。

人間の固定観念というのは悲しいものでロゴがないと なんとなく 殺風景で間が抜けたような感じがして愛着がわかないんですよ。

 

そこで 某メーカーのシールを貼り付けることに。これを某メーカー製として販売したら完全にアウトでしょうけど.....MODだから

 

それと この時計にはハック機能があるのですが ハック機能がなかったら ぜんまいが切れるまで待つか、秒針を取り外す しか ないですね。

 

秒針が動いた状態でこの作業を行うことは不可能です。

 

1/10ミリ単位の誤差がロゴの傾きに繋がります。過去数年で一番神経を集中させたかもしれません。おかげで 一気に外見が半年ほど老けちゃいました。(泣)

 

貼り付けてから気がついてんですが あと0.1mm 下につけても良かったかもしれません。正直 ギリギリ 許せるか許せないかの 狭間に収まりました。

 

Before

殺風景

 

After

なんか一気に時計 っぽくなりました。

 

人間って こうやってこうあるべきという雛型が 刷り込まれていくんですね。