先日読めない漢字に遭遇した。
杜撰
はて、これはいかに?
内容は記憶していないが杜子春とかいう短編は読んだことがある
とせん? そんな言葉聞いたことないし....
読めない漢字も部位や文脈などをヒントに
ちょっと推理をすれば読める
そんな信念で漢字を勉強せずになんとかこの世の中を生き抜いてきたつもりだったが
ただ単に難易度の高い漢字に接する知的生活と無縁なだけだったのかもしれない。
キラキラネームの光宙や、地名などの固有名詞が読めないのは仕方がないと思うが
杜撰という普段使ってなくもない言葉が読めなかっただけに意外だった。
しかし、改めて考えてみれば単調で杜撰な日々を送り、漢字に限らず物事に真剣に取り組みもしてこなかったのだから
知らないことを知る機会も生じなかった。
努力や苦労を回避する代償に何も得ることもなく
気づいたら終わりの日を迎えることになるのが当然なのかもしれない。
それもまた人生でまとめるには
ちょっと虚しい気分(笑)