杉やヒノキ

本来なら木材とし使用する目的で植林されたもの

しかし

輸入材の方が低コスト

 

林野庁の無能さ

 

林業従事者の減少

 

などなど諸般の事情により

 

植林されたそれらの樹木は

放置され伸び放題

 

植物としては超ラッキーな状態

 

しかし生い茂った梢には

春になると花?がびっしり

そしてそこから放たれる花粉が

風に舞い.......

 

 

将来材木の原料として出荷するのであれば

できるだけ節のすくない良質な木材を生産する目的で

枝打ちという作業を行うと小学校の社会科で学んだ記憶がある

 

これを行っていれば、花粉の量も1/10以下に減少する。(データはありませんけど)

 

しかし、枝打ち作業は手間がかかる、人に頼めば当然労働対価を支払わなければならない

将来換金できるからこそ、そういうコストを負担する意味があるのだが

それがないのであれば、放置。

 

現行の法律では

私有地にスギやヒノキを植えることを禁止していない。

そして、枝打ちの義務もない

 

昨今、庶民はコオロギでも食ってろという風潮がある

そして、牛を殺すと酪農家に補助金がでるとか

 

それと同じように

花粉の元凶であり、将来換金もできない杉やヒノキを伐採して

日本古来の原生林を構成するブナ科やトチノキなどの植林を奨励して

補助金でも出すような時限立法でも提唱する議員はいないのだろうか。

 

林野庁が狡猾なら

もっと環境保護のムーブメントを活用して

林業自体を原生林再生事業へと転換できそうなものだが

 

 

今月花粉まみれになった三菱アイを3回も手洗い洗車しながら

こんなことを考えていました。( ´∀` )