この小説は多分 推理小説というジャンルの作品だと思う。

 

その理由は極めて 単純でこの作品が江戸川乱歩賞を受賞しているからだ。

 

江戸川乱歩といえば 小学校の時に明智探偵となんとか少年、 そして怪人二十面相の対決をテーマにした作品群の作者ではないだろうか? 

 

覚えていないだけかもしれないが 推理小説を読むのも小学校の時以来かもしれない。

 

ネタバレになるのもなんなので 内容についてはあーだこーだ書くのは差し控えるが、 作中の一週間という限られた時間で 事件解決の糸口となりそうでならないような出来事が追い求める過程が テンポよく まとめられている。

 

前作は 本も厚く文字数も多かったので 読み終わるのに数日を要したがこの作品はわずか 一晩で読了となった。