グループホーム
ホームとうたっているが 規模が小さいだけで 実態は施設である。
一般の住宅を使っているという意味においてはホームではあるがその内容、 ルールに縛られた暮らしは一般の住宅を施設として使っているだけのことである。
門限があり提供された食事を食べる。
金銭の管理まで 自分の意思で行うことはできないケースもある。自立とは程遠い。
もちろん誰かが管理しなければあっという間に全て使ってしまって金欠になってしまうという側面があるのも事実ではある。
しかしこういうルールに縛られた生活をしているのはやはりホームではなく施設ではないかと思うのである。
自分の自由意思で入居しているのだから問題はないではないかという反論もあるかもしれないが 行政に援助を求める過程において そのような流れに抗うことができずに入居へ至るという実態があるのも否めない。
それでもグレーゾーンの貧困ビジネスが提供する環境に比べれば遥かに人権は尊重されている。
そういうサービスが提供できるもの 施設の運営者が 行政から多額の援助をもらっているからだ。
つまり利用者の自己負担プラス行政の援助という 二重利益構造によってグレーゾーンの貧困ビジネスよりも サービス向上が可能というだけの話である。
納税者の立場からするとグレーゾーンの貧困ビジネスを利用していただければ余計な税負担が減っていることになる。
一人では生活できないという基準に照らし合わせそのように判断された 行政公認の弱者が、他人に面倒を見てもらって 本当の意味での自由を制限され 一生を終える。
囚われた野生動物を檻の中で 死ぬまで飼い続ける動物園と イメージがかぶってしまう。
確かに動物園にいる草食動物は ライオンなどの肉食動物に襲われる心配はない。 人間が食べ物を提供してくれるので 天候の異変による干ばつの影響もないのでひもじい思いをすることもない。
その 代償が狭い柵や檻の中で 一生を終える。
福祉という美名のもとに 行政が 弱者 の生活にここまで深く介入することが正しいのか
ぼくも施設暮らしだよ😓
