現状を問題視して苦言を呈する民は少なくないが、自から選挙に立候補し政治家となり、この世をかえようという気概ある民は極めて少数。

 

それ以前に選挙権さえ行使しない有権者が半数

そいう言う意味では、とっくの昔に民主主義は形骸化しているのだ。

 

大多数の民は現状を是認することで生活が成り立っていることを

現役の既得権受益者はよく知っている。

 

仕事を与え、貪欲さを刺激し消費、浪費を喚起。

 

貧困層レベルの経済力でも、十分以上なカロリーを接種で肥満体となり得る今の世の中

餓死寸前で民が立ち上がる百姓一揆は起きないのだ。

 

 

更に

受験勉強、校内カースト、マウンティング、SNS等々で民と民を競い合わせて対立させておけば

政治に参加してこの世の不公平を是正しようと考える間もなくなる。

 

つまり経済を基盤とした社会的格差が拡大し、大きな不正がまかり通る今の社会でも

政治家や上級国民の地位は安泰なのだ。