うんちくは避けたいのでサラッと書くが
アベガットはゼンオンという会社がかつて売っていたクラシックギターのブランドらしい
アベさんというNHKでギター講座をやっていたギターの先生の名前を付けたとか
ヤフオクで1000円即決という価格で出品されていたにもかかわらず
誰も入札しないので、買ってみた。
多分表面の板は単板だと思う。
裏or背面の木目もきれい
裏側も多分単板だと思う
根拠はサウンドホールの内側からみた木目のラインと外側見たそれが同じように見えるからだ
今改めてラベルを見ると
ロット番号が62で始まっている
1962年1月9日製造ということだろうか
細かい傷や打痕はあるけど接合部分などは結構しっかりしてる印象
プラスチック製のリバーシブルタイプの変わったナットも
普通の牛骨製のものに交換した
損傷していたサドルも牛骨製のものへと交換
天板の盛り上がりや歪みもほとんど発生していない
作りがしっかりしているのかも
弦を張り替えて
弾いてみた
今これを含めて
YAMAHA CG-201Sとルーマニア製のHORA Spanish
ルーマニア製なのにスパニッシュって
支那の会社がフジエレクトリック的
計3台クラシックギターがあるが
音質は三者三様
一番よさげな音を響かせるのはYAMAHA CG-201S
プロの演奏家がYouTubeにアップいている音と同じ種類というか傾向の音がするような気がする
言葉では表しにくいが、きらびやかな響き
このアベガットには、華やかな響きはない
だからといって合板製のギターような、音が悪いという印象もない
いい悪いのどちらかを選べば音はいい部類に入ると思う
木のぬくもりが音になっている素朴な音色
とでもいえばいいのだろうか
都会の子供と田舎の子供
に優劣がつけられなと同様な感じではないだろうか
コスパという概念を加味すれば
送料込みで4000円以下で手に入れたギターとしては
当たりだったと思う。
そもそもクラシックギターも
これは音がよいという定評ある高級ギターを弾いたことがないので
音の良し悪しもよくわからないというのが実情である。
ようするに目利きならぬ耳利きではないのだ
できれば、このクラスのギターと聴き(弾き)比べをしてみたいとことである。