今世間で話題になることが多いドローン

みたところ全て大気依存型、つまり空気がないと飛べない仕様のものばかり

ということは大気がない月面では使えないということだ。

ロケット推進のようなものでは小型化も容易ではないだろうし


大気に依存しないドローンに必要な基本技術は既に存在しているのだろうか

月並みな例えだが、反重力装置のようなもの


もっとも、これが実用化されれば、ロケットの打ち上げ自体今行われている光景も見られなくなってしまうのだろう。


その前にICBMのようなミサイルもその役目を譲り渡すことになるのだろうか。



1960年代米国のアポロ計画で人類の偉大な一歩に世間が狂乱していた頃

地峡上に飢えて死んでいく人の為にそのお金を使えないものなのだろうか
そんなことを思っていたが、あれから半世紀近く経過しても人類は飢えて死んで行く人々のことにはあまり関心がないのではないだろうか、そしていつの間にか自分も、それもまた自然というロジックで現実を受け入れてしまっている。



弱肉強食は自然の原理ではない

弱肉強食は西欧列強が自分たちの植民地での残虐行為を正当化するために創り上げた、仮想自然観に過ぎない。だから自分自身がそれもまた自然と思ってしまうことに正直腹が立つ。

これもまた自然というより、これが人間と言うべきだろう。



いつから人間はこういう方向に進みだしたのだろう。

貨幣制度の発明のころからか

それとも金貸し業が始まったころからなのか


よく知らないのに言うのもなんだが

自然と共存していた縄文時代が1万年も継続できたのは、今の人間とはことなる価値観に基づいて日々を送っていたからなのではないだろうか、まあ平均寿命が短かったというもの大きな違いの要因になっているような気もするが。


大気に依存しないドローンよりも失ってしまった大事な何かを思い出した方が、人類の未来には間違いなく有益だろう。