もう一昨年のことになるのだろうか

日本でデング熱騒動があったとき

わたしも日本でデング熱で苦しんでいた。

感染したのはフィリピンのミンダナオだ。

帰国の日まで元気だった。

ミンダナオのダバオから日本へ行くのにマニラの空港で一夜を過ごし、早朝の便で成田へ

そんな計画だった。



ダバオの空港までバスで移動。この時は元気だった。バスでの移動時間は6時間くらいだったような



ダバオの空港に到着、巨大のドリアンのオブジェ
逆光だが、反対側に行って写真を撮りに行く気力が無かった。長距離バスの移動で疲れていたからだと思っていた。

元気が出るようにと空港内のレストランで食事、しかし気怠さは軽減しないどころか重くなっていった。
無料で使えるWifiがあったのでこのころはまだ日本にも友達がいたのでLineでこれから帰国のメッセージを送ったりしていたが、体調は絶不調。

搭乗する便の出発が遅れていた。体調が悪いせいかとても時間が長く感じられた。

機内
エアコンで冷えていた、寒くて死にそうだった。でもマニラまでは1時間ほどのフライト。
何とか乗り切れた。

マニラの空港で数時間過ごし
成田行きの便に搭乗

これでなんとか日本に帰れるという安堵感

機内では最悪、LCCの狭いシートがいつもよりさらに狭く感じた。
おまけに食欲というものが全くなっていた。

水は買って飲んだかも。

日本への機内がこんなに遠く感じたことはなかった。

この時は風邪をひいたと思っていた。


成田空港の第2ターミナルのサテライトから
検疫と入管のゲートまでの道のりが6Kmくらいあったように感じた。

熱があったので、赤外線カメラでチェックされるかもしれないと思ったが、何事もなく通過できた。

成田から自宅まで、よく戻って来られた。

この時はまだデング熱に感染しているという自覚はなかった。

一晩寝れば体調も回復するだろうと楽観的に考えていた。

続くかもしれない













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