両親の一言 | 溢れる想い 骨肉腫と闘う闘病日記

溢れる想い 骨肉腫と闘う闘病日記

2015年に左腸骨に骨肉腫が見つかり、その闘病日記や食事に関する日記を書きたいと思いました。

誰かの勇気や希望、参考になればと思います。

パパママで頑張ってUPします(*^ー^)ノ

僕の骨肉腫が診断され、両親にも伝えました。

さすがにショックだったようです。

僕の両親は父が消化器外科の医師、母は看護師をしています。

入院までの期間に実家で皆が集まり、ご飯を食べました。

四人兄弟の三番目が僕です。

まだまだこの先がどうなるかわからない状態の自分。

ただ、抗がん剤はしないといけないという漠然としたものしかありませんでした。

帰り際、両親は僕に向かって言いました。


頑張りや


涙が止まらなくなりました。

どこかで不安な気持ちはあったが、堪えていたんだと思います。

父は仕事の関係上、別の場所に住み、20年近く一緒に生活もしていなかったし、母も仕事をしていたし、正直、家族が好きではありませんでした。

しかし、その一言を聞いた時、やっぱり自分の親はこの二人なんだと気づかされました。

病気は色んな事に気づかせてくれます。

入院前に大きな大切なことに気付けて良かったと思いました。