次男は、いつもはバス通園。

時々車でお迎えに行くのですが、大抵


「バスの道で帰って」


とリクエストされます。

そうすると、田んぼの真ん中を通って帰るのですが、これが、今の季節、

本当に気持ちがいい。

水面がキラキラ光って、植えたばかりの苗がそよそよとして、

遠くに新緑の木々が見える…。


小学生の頃、家の前が田んぼで、田んぼ道を通って通学していたのを

思い出します。私の原風景の一つなのかもしれない、と思いました。


夕方近くなると、雲の切れ間から光が降りてくるようで、

また違った趣があります。


(余談ですが、この「雲の切れ間からの光」を表す言葉ってあるのかしら、

と思って調べたら、「日脚(ひあし)」という言葉があり、

意味として「雲の切れ目や物のすき間などから差し込む日光」と

あるから、この言葉でいいのかしら)


内の周りは区画整理などで、自分が小さかったころの面影はほとんどありません。

この田んぼの風景も、ずっと残って欲しいけど、どうかなあ…。