面接じゃないし、これから始まる新しい仕事にウキウキわくわく

10時に来いと言われて、30分で着く場所なのにかかわらず、1時間前に出発。
案の定、30分間、車の中で待ちましたとも。でも、しょっぱなから遅刻はできないもんねー

受付に行ったら、のそのそとうすらでかい犬が出てきてぶったまげ。一瞬、今時流行りの「オフィスに犬やら猫やらがいて、癒される系




気を取り直して、前回面接してくれた人のオフィスへ。何とそこにも犬が…

今度はチワワちゃん。その人の飼い犬らしく、「マイプリンセス~




さっそく書類書き。チワワちゃんにクンクン嗅がれながら、税金関係、「仕事の内容を、人にしゃべりません」誓約書にサイン。それから、労働時間やら休日やらの条件が記入され… ていない書類に、サインするかいな


結局その話はないまま、お仕事のトレーニングが始まった。
いろいろ教えてくれたのは、かわいらしい韓国人のお姉さん。
日本で日本語勉強したこともあるとのことで、しばらく、彼女が日本語のカスタマーサービスをしていたそう。だけど、いかんせん敬語が使えてない。お客さんに出したメールとか見ても、「あ、こりゃやばいっすね」みたいな。文句も言われるらしい。お客さんに。それで私が採用されたのね。なるほどね。
12時過ぎて、そろそろお腹がすいてきた頃、違う人が私を迎えに来て、会議室へ。
会社の概要やら、細かいことをいちいち、プロジェクターを使って見せてくれる。
しかし、しょっちゅういなくなって、私は会議室にひとり置き去りに。
どうやら社長だか責任者だかが私と話たいんだけど、忙しくて時間がないから、お前、彼女にプロジェクターでなんか見せとけって言われてんのかな、感が漂ってる。
お腹はどんどん空いてくる、置き去りにされる時間もどんどん長くなる、馬鹿じゃなかろうかくらいに激寒の空調、気分はもうアラスカでお腹すかせて野宿状態。
プロジェクターのために閉めてあったブラインドを開けて、窓に背中をくっつけてお日様を感じて暖をとる。しーぬー



挙げ句の果てに、プロジェクターボーイが、「これ読んどいて」ってPCのデスクトップに大量のドキュメントをコピペして置いていったんだけど、これ全部、お前がプロジェクターでさっきみせたやつ~。ネタ切れかーい

腹ペコで凍死寸前の私の前に、社長(だかなんだか、実はよくわからない)が現れたのは夕方5時過ぎ。「ごめんねー、時間が取れなくて」。
私はとにかく、労働条件を確認したい。
「私の就業時間は何時から何時まで?」とか、「土日が休みなんですか?」とか、聞いた私に奴は、「あ、それは人事の人(チワワの人ね)と話してねー」とか言いくさりやがって、ボケがー!!何待たせとるんじゃ!! 殺す気か


「俺様が出て行かないと、まとまらないし」って思っちゃったんかい? 小僧め。
ご飯くらい出してくれたって、せめて「お昼食べてくれば?」とか言える気遣いはないんか?何がコンシェルジュサービスじゃー




ま、食物の恨みは恐ろしいのですよ。
40度は絶対超えてるだろう、灼熱のマイカーに乗り込んだときは、んもーじんわりと凍った体が溶けていって、それが気持ちよくて、なんとエアコンをつけないまま、自宅に戻ってきたのでした。
まあ見たところ、立ち上げて早々の会社みたいで、きっとまだ何もかもぐちゃぐちゃなんだろうな。オフィスで5人の男の人にあったけど、一人のおっさんを除いては、みんな細身ピアス身綺麗で、かーなりゲイっぽかったなー。
ちっちゃい会社みたいだし、これから人間観察も楽しみだ。
来週から、頑張るじょ~
