おふくろの味、モーレ & ドーナツならぬメキシコパン | まなてぃーくのブログ

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フロリダの、海辺の町で、兄弟猫テンとトロ、やさしい旦那と暮らしています。毎日楽しく過ごしたい!!

仕事先の生徒のお母さんで、塗装業を生業にしているお父さんが怪我をしてしまって仕事ができなくなってしまい、月謝が払えないから残念だけどやめさせたい、と言ってきた人がいた。 その人の子供達は、本当に一生懸命勉強する子たちで、それもあってか、人のいい私のボスは、月謝を半額ちかくディスカウントしてあげたそう

そうしたら、そのお母さんはとっても喜んで、事あるごとに、ドーナツやら、トルティーヤ(とうもろこしの粉でできた、クレープみたいなものです)を差し入れしてくれるようになりました。ちょこちょこおすそ分けもらうんだけど、それがハンパなくうまい

そんなある日、その人がボスに「モーレ チキン」をつくってきました。
ボスは昔何年かメキシコに住んでいたことがあったんだけど、「メキシコにいた時に食べたのも入れて、今までで一番美味しいモーレだった」 とその人のモーレを大絶賛
私も食べたいし~

モーレというのはメキシコ料理に使うチョコレートのソースで、実は私の大好物。
ほろ苦ココアにスパイスが効いて、んー、たまらん
だんはんは嫌いだし、Cちゃんも(メキシコ料理?どうでもいいし・・・)って感じなので、長ーいあいだ遠ざかってたんだなー。

で、私はひらめいた
「お金払うから、作って持ってきてくれないかな

そしていよいよ今夜、伝説のモーレが私のもとにやってきた
子供達をクラスに送ってきたその人が、仕事場に届けてくれたのだ。

たっぷり2人前はあって、お値段たったの$10  安
しかも、サフランライス(みたいな、黄色いご飯)がついてくる。
何という良心的な価格設定

ドーナツも頼んだんだけど、ドーナツとパンを勘違いしたらしく( 「ドーナツ」とよく似た名前なんだって。なんだったっけな?)、大量のパンがやってきた。
でも、そのパンも馬鹿うま  なんか、日本人の味覚をくすぐる、ホンワカした甘さなんだよねー。しかも焼き立て。そのままちぎって、いくらでもいけそう・・・

その人の子供のひとり、お兄ちゃんに、「あなたのお母さん、お料理上手でいいねえ。君は幸せだね。ラッキーだよ」って言ったら、うれしそうに笑って「うん」だって。
かーわーゆーいー  仲良し一家なんだろうなー。 

 パンはお腹がすいて、仕事中にみんなで食べちゃったし、肝心なモーレもわふわふ食べちゃって写真撮るの忘れちゃったよ 私のばかばか

今度はドーナツと、タマレス(うーん、とうもろこしの粉と、お肉やら魚を何かの葉っぱで巻いて蒸してある食べ物です。ちまきみたいな)頼もうっと
今度は写真撮るでー。



生き残ったパン2つ。明日の朝ごはん楽しみだなー


ふすまパン