インド東部ビハール州の小学校で給食を食べた児童ら23人が死亡した事件で、地元警察は24日、行方不明となっていた女性校長(41)を殺人などの容疑で逮捕した。
警察関係者は読売新聞の取材に「校長は子どもが不調を訴えたことに驚き学校にいるのが怖くなったと話しており、容疑を否認している」と語った。これまでの警察の捜査では、調理に使う油に毒性の強い農業用の殺虫剤が混入していたことが判明している。
インド政府は、貧困対策の一環として、全国の公立小学校で児童約1億2000万人に給食を無料提供している。今回の問題発覚後、粗悪な食材の利用や不衛生な管理が各地で指摘され、全国で不調を訴えたり給食を拒否したりする児童が続出した。
-----------------------------------------------------------
ちょっと怖いですが、理由が知りたいところですね。