法務部(省に相当)の移民特殊調査隊は4日、韓国人男性16人にベトナム女性との偽装結婚をあっせんしたベトナム出身の女性ブローカー、キム容疑者(39)を逮捕し、偽装結婚した男女の身柄を確保したと発表した。キム容疑者が偽装結婚をあっせんした16人のうち12人が20-30代で、いずれも考試院(受験生向けの貸し部屋)やワンルームに一人で暮らしていた。
偽装結婚は、米国のように移住者が多い国ではすでに社会的問題となって久しい。米国社会で偽装結婚をする人たちは、主にヒスパニック系など少数派、または経済的に厳しい社会的弱者階層の人たちだ。韓国で20?30代が社会的弱者に転落しているのではないかという指摘も出ている。
偽装結婚した20-30代が書類上2年以上婚姻状態を維持するという約束で受け取った代金は約350万-400万ウォン(約30万-34万円)。就職またはアルバイトをして2、3カ月あれば稼げる金額だ。移民特殊調査隊の関係者は「社会に出てくる若者たちが、金欲しさに戸籍を売り、外国人の不法滞在を手助けしている。2、3年前までは偽装結婚をする人の大部分が40代以上だったが、最近は20-30代の数が大幅に増加している」と話した。
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まだまだ、あるのですね。
女性の方々、気をつけましょう!