北京で8日から開かれていた中国共産党第18回大会は14日、今後5年間の中国指導部を構成する中央委員、中央委員候補、中央規律検査委員会委員を新たに選出し、閉幕した。
閉幕式では、経済成長至上主義を修正して調和のとれた持続可能な発展を目指す胡錦濤総書記の戦略思想「科学的発展観」を、毛沢東ら歴代指導者の思想と同列の指導思想に格上げすることを盛り込んだ党規約の改正案が採択され、胡氏が8日に行った党中央委員会報告(政治報告)も承認された。
新華社通信によると、党最高指導部の政治局常務委員の9人のうち、総書記のポストを引き継ぐ習近平国家副主席と李克強筆頭副首相は新中央委員に選出された。胡氏や温家宝首相ら7人は選出されなかった。国家主席や首相など政府の主要ポストは、来年3月の全国人民代表大会(全人代=国会)で交代する。
習氏は、15日に開かれる新中央委員による第18期中央委員会第1回総会(1中総会)で総書記に選出され、2017年の第19回大会までの5年間を指導する党政治局常務委員の新たな陣容が確定する。同通信によると、王岐山副首相が中央委員、中央規律検査委員にも選ばれた。王氏は同規律検査委書記の政治局常務委員になることがほぼ確定した。
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=>いよいよ反日の体制が強くなってしまいましたね。これからの10年は中国との関係は非常に厳しい状況になります。
一刻も早く、新しいモデルを立ち上げ、日本の進む道を見極めないといけない時期になってしまいました。