おはようございます
2025年のアカデミー賞 国際長編映画賞を受賞したブラジル映画、「I'm Still Here (Ainda estou aqui)」を見ました。
場所は、梅田スカイビルにあるテアトル梅田です。
初めて行きましたが、オシャレな映画館です。
入室まで、ロビーで座って待っていました。
大阪駅がよく見えます。
想像通りの重い映画でしたが、ブラジルの風景を懐かしみながら見ました。
物語は、リオデジャネイロのビーチのシーンから始まります。とても幸せな家族の様子を描いていて、これから起こる不幸な出来事が余計に際立ちます。
5人の子どもの母であるエウニセは、突然夫が連れ去られ、困惑します。
金銭的にも困窮します。銀行のお金は、夫のサインがないと引き出しができず、持っていた外貨を両替したり、土地を売ったりして何とか暮らしていきます。
お手伝いさんもやめてもらい、最後はサンパウロにある実家に引越し、元の職業である大学教授として働き始めます。
一番グッと来たのは、アイスクリーム屋さんに子どもたちと行った時のこと。周りには、幸せそうな家族がアイスクリームを食べながら楽しそうに過ごしています。エウニセは夫の死を知らされ、こんな幸せな家族の時間はもう自分にはないと、泣きそうになりながら、子ども達には笑顔を向けていたシーンでした。
あと関心したのは、時代に合わせた車を使い、当時の様子を再現していたことです。
1970年代は、フォルクスワーゲンのビートル(フスカ)がたくさん走っていましたね。
お勧めの映画です。
では、みなさま今日もすてきな1日を~。
