前から行きたかった、Museu da Língua Portuguesa
(ポルトガル語博物館)へ行きました。
本当は友達と行く予定でしたが、都合が悪くなったので、私1人で行ってきました。Luz駅の中にあります。
向かいには、Pinacoteca do Estado(州立美術館)があります。こちらも、別の機会に行こうと思います。
Luz駅も初めてです。Luz駅は1901年、イギリス人建築家によって建てられました。まさに、コーヒーで得た富の象徴ともいえる建物です。今も鉄道駅として使われています。
ポルトガル語博物館は、2006年に建てられた新しい博物館です。1階は特別展で4ヶ月ごとに変わるのですが、今日は展示がありませんでした。
2階がメインの展示で、エレベーターを降りると長ーいスクリーンが続いています。テーマにそった映像が流れていて興味深いです。Músicasは音楽、Culináriaは料理です。それ以外にも、サッカー、宗教、祭り、カーニバルなどの映像が流れていました。
こちらは、歴史とともにポルトガル語を紹介するコーナーですが、日本の屏風の写真がありました。長崎にポルトガル人が到着した時の様子です。
大航海時代に、ポルトガルが日本などの異国へ、動物、植物、食物、習慣などをもたらし、逆に異国の産物や情報をヨーロッパに持って帰りました。この時に、ポルトガル語の言葉が世界に広がりました。
日本にも、カステラやボタン、パンなどのポルトガル語が伝わりました。逆に、屏風はポルトガル語のbiomboになったんですよ。
こちらは、ブラジルの当時の地図です。海岸地方に住むインディオ(先住民)との接触を表しています。最初は、小刀、斧、工芸品などとパウ・ブラジルという赤い染料が採れる木を物物交換していました。
こちらは、移民当時の日本のパスポートと家族写真です。
こけしもあり、ハルとナツのようですね。
こちらのコーナーでは、ブラジルの各州の人の話を聞けます。方言の違いを聞くことができます。
3階は、シアターになっています。10分程の映像を見た後、言葉の広場に移動するのですが、真っ暗な中優しい語りを聞いていたら、意識がなくなっていました。
とても興味深い博物館でした。また、特別展がある時に訪れたいと思います。
人気ブログランキングへ
参加中 クリックおねがいします