これは、マンションの前の道路ですが、いつも車がぎっしり停まっています。当然、ガレージの前などは別ですが。
よくぞこの狭い空間に、ぴったり停められるもんだ~
、といつも思います。
サンパウロの人たちの、縦列駐車の技術はすばらしいですよ。本当に。
時々、どうやって出るんだろうとも思いますが…。
駐車といえば、ブラジルにはmanobristaという仕事があります。レストランなどのお店の前にいて、車を駐車場に停めに行ったり、駐車場から出してきてくれる、駐車係員のことです。日本にはない仕事ですよね。
車でレストランに行く場合は、店の前で車から降り、番号札をもらってお店に入っていけばいいです。車は、manobristaが駐車しに行ってくれます。昔は、帰りにチップを渡すだけでしたが、今は駐車料金が書いてあるので、駐車場代として支払うんでしょうね。車が増えたので、駐車場代もとても高く感じます。
あと、駐車場ではない所に車をとめようとすると、ここへ停めろと勝手に誘導したり、車を盗られないように見張っているから、という人や子どもがいます。帰りに見張り代として、お金を要求されます。断ると、車を傷つけられたりすることがあるので、小銭を支払うことになります。日本では考えられないですよね。
昔に比べて経済が良くなったといっても、まだまだ貧富の差が激しい国なんです。