クラシックレンジもセカンドレンジも良いが、サードレンジが気になる。

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内装のセンスが抜群だ。
全ての車の中で、最も好きだ。

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しかし、見た目は高級だが、実際には、プラスチックを上手く使っているところが多い。アルミ製の様に見えるが、プラスチックの塗装の部分もあるようた。
また、クリーム色のダッシュボードも、遠くからは一瞬、本革の様に見えるが、ココもプラスチック。チェリーウッドやウォールナットの無垢材に見える部部も、アルミにスライスした木材を貼った物。

それでも、高級クルーザーから着想をえたデザインは秀逸だと思う。

しかし、クリームの車内は汚れ易い。
中古車を見に行ったが、走行18000キロと言う、低走行車でも、手が触れる部分は汚れが目立った。

また、維持費も問題だ。
4リッターオーバーの大排気量と2.5トン超の重量(ヴォーグ)の車に、日本の税制は厳しい。自動車税 76500円 重量税49200円

ベストは、3.0リッターディーゼルターボだと思うが、日本未発売。
これだと自動車税51000円。

イギリスの中古車マーケットにも、低走行車は出て居ない。イギリスの基準だと7万マイルでも低走行の部類に入るようだ。
円高だった2006年に新車並行で購入するのが、ベストだったのかも知れない。

年間走行距離5000キロとして、維持費を比較すると、ハイオク156円、リッター5キロ、年間15.6万円。軽油123円、リッター9キロ、年間6.8万円。自動車税の違いが25千円。燃料費の違いが8.8万円。約10万円もの違いが出てくる。


もっとも、イギリスからの並行輸入や車検を通すのに100万円迄は行かないかも知れないが、それに近い費用がかかる。大きなリスクを犯してまで、外国の中古車と言う得体の知れない物に手を出す合理性は、無さそうだ。

だから、ほとんど例が無いのだろう。

大きく、座り心地の良いレザーシートに、センスの良い家具も顔負けの車内、高級なオーディオ、背が高く見晴らしも良い。とても、心地よい。そんな、3rdレンジローバーのオーナーになってみたい。