子供が産まれてからは、年に数回しかスキーに行かなくなったが、クラシックレンジローバーで毎週スキーに行っていた時期がある。
この手の車でスタッドレスを履けば、降雪時も無敵だ。
30センチぐらい積もっても、問題なく、目的地に着く。チェーンの脱着の為の時間を読む必要もないし、必要とあらば、林道などの抜け道を使う事も出来る。
二月の週末、関越の深夜、早朝は、渋滞するので、午前0時前にはスキー場の駐車場に着く様にしていた。そうするとリフトの近くの絶好の場所に停められる。そして、リアシートを倒して、荷室をフラットにして睡眠を取れば、熟睡して翌日は絶好調だ!
クラシックレンジローバーの走破力を体感する事があった。
スキーの帰りに、いつもの様に渋滞の抜け道を走っていたら、引き返して来る車が多い。不安に思っていると、特に天候が悪かったため、急な坂を登れず、普通乗用車は勿論、他の四駆の多くも、諦めて引き返していた。その中で、チャレンジしたらいとも簡単に登ってしまった。
87年式は、デフロックも付いていたが使う事も無かった。
また、荷物が沢山積めるのもスキー、スノボ向きだ。特に最近のスキー板は、短いのでキャリアを使う必要も無く、後部座席のどちらかを倒せば入る。
難点と言えば、最近の車と比較すると、夏場のエアコンだけで無く、意外にも、冬場のヒーターも若干強さに欠ける。排気量を考えれば、もっと効いてもいいと思う。それでも札幌に住んでいた時にはマイナス10度なんて日もあったが、寒くてどうしようもないほどでは無い。
でも、雪の中のクラシックレンジは絵になるな。