今まで車に沢山乗って来て(レンジは、20年で20万キロ)、趣味の一つとして整備や修理もして来た。
電車やバスで出掛けると比べると、やはり車で出掛ける時の方がテンションも高い。
しかし、現在では、片道200キロを超える様な遠出は避けている。車を長距離運転するデメリットを感じるからだ。
周囲には運転嫌いと言う事にしている。
運転嫌いの理由は、
ぶつける。
捕まる。
混む。
(車が)傷む。
そして疲れる。
の五十苦。
車が好きだからこそ、天国から地獄への落差をことさら大きく感じる。
集中力が下がれば、ぶつけてしまうリスクは上がる。
知らない土地で疲れもでれば、交通ルールに気がつかずに違反して捕まる。
一時不停止にUターン禁止。速度違反に駐車違反。一方通行逆走。信号無視。捕まる理由は無限にある。
首都圏では、高速道路に乗っても時速10キロなんてザラ。自転車よりも遅く、時間の無駄。
車を痛めないコツは乗らない事。極上中古車とは特別なメンテナンスがされた車で無く、殆ど乗られなかった車の事。走行距離と痛みはほぼ比例する。
新幹線移動と車での疲労度は全く違うし、電車の方が時間を友好活用できる。
車が大好きだからこそ、大事にしたいからこそ、運転が嫌いになるパラドックスがある。これこそが、自分の体と免許証と、そして、大事なクラシックレンジローバーを守る手段だと思う。